羽のばし

2005年3月16日
明日 わたしは 本拠地に帰る。(ケンカじゃなく用事でw)
彼も夜中までには帰ってくる・・・はずだけど たぶん無理だろう。
明日の出張(会議)はたぶん延期になるだろう。
今週末は世の中では連休だけれど 3日間も休んだらヒンシュクものだ というし
たぶん 1日くらいは休めるでしょうけど それなら 本拠地に
帰ってはこないかもしれない。

まぁいいか。
たまには 家電製品に囲まれて 羽を伸ばしてやるぅ(笑)。

**********
わたしは かなりのアマノジャクだから 彼が「オンナはこうあるべき」なんて
言い方をするヒトだったら 今頃反発して とっくに爆発していたかもしれない。
今 こんなに殊勝に(笑)手洗いまでやっているのも 彼がまったくそういう期待を
わたしにしないからだろう。

期待されないと じゃあやるっ と思ってしまう。。。アマノジャク

料理にしても 毎日外食かコンビニお弁当でいい なんてヒトだからこそ 
ついついがんばりたくなる。(というかわたしが飽きるからだけど)
もちろん 期待されていないのもわかっているし やったから といって
彼が感謝してくれることをわたしが期待しているわけじゃない。
完全に自己満足の世界。

洗濯物を絞って 手にマメができる なんてはじめて知った。
う〜ん わたしって がんばってるかも
こうやって 自分で自分をほめて 満足満足♪
特殊な職業の人を除いて 彼は たぶん 世の中のサラリーマンで 
最も忙しく働いている人 のグループにいる。
もちろん 会社でも 彼の部署くらいしか これほどまでは忙しくない。

わたしが以前やっていた仕事は 外の仕事を終えたあとに 夜は中で計算処理する
ので やはり遅くまでかかることもあった。
でも 毎日午前様 なんてことはなかったし。
去年のように GWも夏休みもお盆もない なんてこともなかった。
それに 彼自身 こんなに忙しくなったのは ここ数年のこと。

ストレスのせいなのか 無理な生活のせいなのか 一昨年の健康診断で
赤血球があまり作られていない と再検査。でも原因がわからない。
去年は 忙しくて健康診断すら受けられなかった というか日本にいなかった。

人間って いつどうなるか なんてわからない。
朝は元気に出て行ったのに・・・なんてことだってある。
ケンカしたまま そんなことになったら 一生後悔する。

それが我慢でも遠慮でもいい。
せめて 朝は 笑顔で送り出したい。
そして 帰宅したときは 今日も無事に帰ってきたことを喜びたい。

怒った原因については あとで普通に伝えればいい。
それに 冷静に伝えた方が 相手も冷静に聞いてくれるし。

わたしの まぁるくおさめましょう主義 は ここからきている。

W.D.

2005年3月14日
3月14日
今日はホワイトデーだった。
当然 彼が覚えているはずもない と思っていたし 自分からも話題にはしなかった。
土曜日の夜の件があったときには わたしはかなり怒っていたから 
もしも彼が14日を忘れていたら15日に本拠地に一人で帰ってしまおうか
そんなことすらも考えていた。

でも 土曜日のことがあってか 日曜日13日の帰宅は24時だったけれど 外で食べた。
わたしとしては もう どちらでもよかったのだけど 彼は無理してくれたのだのだろう。

そのときの彼の疲れ方が 異常だった。
朝 出かけたときと別人だった。
こんなことってあるんだ。。。

目の下のクマ。こけた頬。
半日で こんなになってしまうもの?
そんな彼に ホワイトデーなんてことは言えない。
もういいや。

そんな風に思っていた。
そしたら 今日 24時頃に 彼が「何か要るものはある?」とコンビニから
帰るコールをくれた。
『特に何もないわよ。』
その後 またすぐに電話があった。
「ワインオープナーって そこにある?」
『うん』

電話を切ったあと 気がついた。
そっか 彼は今日が何の日か覚えていたのだ と。

帰宅した彼は ワインを差し出しながら
「あのコンビニでは ホワイトデー用の商品は もう片付けられていたよ。」
・・・たしかに 田舎のコンビニだから もう 何もないかもね。
モノより思い出 …じゃなく 気持ち。

『覚えていてくれただけで 十分よ。 ありがとう(⌒-⌒)。』

ワインは とってもわたし好みの味でおいしかった。
夕べから かなり怒っていた・・・はずだった。
眠っている彼を起こして 夜中にケンカする気はないので 
彼あてのメールを書いて そこに文句をたくさん書き連ねて
でも 未送信でパソコンを閉じた。

一晩たったら あの気持ちはどこに行ってしまったのだろう?
一人前に怒ることも出来ない自分に 今度は呆れている(笑)。

**************

朝 今日も仕事なので 朝食の準備をしていたら 彼が自分から起きてきた。
「昨夜は何か食べたの?」
怒っているときに そんな質問をされたから 何も返事をしなかった。
それに 朝っぱらから仕事に行く前にケンカって 好きじゃない。
(でも そしたら ケンカっていつしたらいいの?w)
とにかく ケンカよりも だんまり を選んでしまう。

彼は わたしが不機嫌からそうしているのか 眠いからそうしているのか
判断がつきかねているようだった。

朝食を食べるときも ずっと彼の顔を見なかった。
食べ終わった彼が やっと口を開いた。

「ふたつ星は 女の子の日は ぼぉーっとするの?」

意表をついた質問だったため つい真面目に答えてしまった。

『そうね。わたしはものすごく眠くなる。』
「イライラしたりしないの?」
『イライラは全くしないかなぁ。ヒトによっては甘い物を
 ものすごく食べたくなったり 買い物したくなったりするんだって。』

(・・・ってなんでこんなに普通に話しちゃているんだろう?)

「そういえば 大学のころ 付き合っていた娘が・・・」
(昔のカノジョの話なんて 珍しい!)

このへんから わたしの怒りは 完全にどこかに行ってしまった。
怒りよりも 元カノの情報収集に忙しい(笑)。

そして さっきの彼の質問の意図を 突然悟った。
わたしが無口だった原因を 彼は 女の子の日だから と判断したのだ。

全然わかってないじゃん。

なのに わたし自身 昨日のメールのことを話題にする気もしなくなっていた。
休日出勤で いつもよりも少しゆっくり会社に行くので 珍しくゆったりとした朝なのだ。
自分から乱すこともないかな。
そう思い直して こたつで寝そべっていた彼の横にもぐりこんだ。

彼は予定よりもかなり遅くに出社した(笑)。

空腹

2005年3月12日
朝から 夕食は外に食べに行こう と言っていた。
ただし 帰りは何時になるかわからない とも聞いていた。
そんなのいつものこと。

結局 彼の帰宅は1時。
しかも5分もしないうちに寝てしまった。
聞くと 夕方5、6時に 会社の人と一緒に
ラーメンを食べたらしい。

・・・ショックだった。
別に 外食できなかったことが ショックだったわけじゃない。
彼が一人で先に夕食を食べたことが ショックだったわけじゃない。

どうして22時半にメールをくれたときに
そのことを伝えてくれなかったのだろう?

メールには「まだ会社にいる」とだけ書いてあった。
わたしは「何時でも待つし、もし外食が面倒ならコンビニのお弁当でもいいから」
と返信した。
それに対しての返事はなかった。
だから 変更はないものだ と思って待っていたのに。

彼は それほど わたしのことを想ってはいないのかもしれない。

わたしなら 食事しないで待っているであろう相手が気になって
絶対に一言伝えるのだけど。

“軽く食べたから 何か食べていて” とか。
あるいは “遅くなりそうだから外食はムリ”とか。

だって その時間に食べた ということは かなり遅くなるのもわかっていただろうし。
それなら その時点でキャンセルを言ってくれたらよかったのに。
仕事なのだから キャンセルくらい 仕方ないと わたしだって納得する。

くれたメールの内容だけでは わたしはどうしたらいいのか
さっぱりわからない。
忙しいのはわかるけれど 返信をするヒマがないのなら 最初の一通に 
ちゃんと用件を(要件を)詰め込んで欲しい。

22時半に会社にいるのは いつものこと。
・・・だから何?どうしたいの?
そう思ってしまうじゃないの。
変更について 何も返信がなければ そのまま待ってしまうのは普通じゃない?

わたしの希望を尊重しているようで 実はわたしのことなど考えていない。
自分勝手よ。
・・・ショック。

今も おなかはすいている。
でも 何も食べる気がしなくなったので ワインを飲んで寝ようとしている。
だって 電気も消してしまったし。
なによりも 怒っているし。ふんっ

どうやら 空腹はヒトを怒りっぽくさせるのは 本当らしい(苦笑)。

アップ

2005年3月11日
今週は本拠地に帰れそうもない(涙)。
いいかげん 洗濯物を“手で絞る”ことに疲れてきた。
わたしって どうして家電製品に縁がないのかしら?(笑)

でも 少し不思議なことがある。
毎日 この“手絞り”を繰り返したせいだろうか。
胸のサイズがアップした。

ん?そうなると 昔の人は みんな 洗濯物を手で絞っていたわけで
みんなサイズが・・・?(笑)
胸はともかく 腕にはたしかに 筋肉がついている。
いやーん。。。

サイズアップかバストアップか いずれにしても バスタオル2枚と
トレーナー2枚とその他を 一週間毎日思いっきり絞ってみたら
たぶん 効果がわかります(爆)。

あっ 絞るときは 親指を中心に(力の入る方向へ)向けてね(^-^)b

リフレイン

2005年3月9日
彼は体調が悪いらしくて 20時に帰ってきて 10分で食事して
すぐに眠った。
熱はないみたいだけど・・・。
本人は花粉症じゃないかと言っているけど?(笑)

***********

なぜだろう・・・ ×県に来ると 
なぜ自分がここにいるのか などと考えてしまう。
そして ここにいる自分 というのが不思議な感覚になる。

 この周囲数十キロ・・の中に わたしを知っている人などいない。
 いや そんなことよりも この縁もゆかりもない土地に 
 どうして わたしはいるのだろう?

このギモンと違和感は ずっとわたしにつきまとっていた。

そもそも わたしは 北の大地で一生を終えるはずだったのだ(笑)。
前の仕事を思い出させるものが ここにはかなりある。
あんなに必死にやってきた仕事は 今では無意味なものになっている。

(・・・あの時間は なんだったんだろう?)

周囲に知り合いがいないのは ここも本拠地も同じ。
むしろ田舎である分 こちらの方が 知り合いは出来るかもしれない。
でも なにか どこか 違う。
寂しくて知り合いが欲しいわけじゃない。

本拠地は はじめて住んだときから よく知った街 だった。
(住む前に 二度遊びに来ただけだが。)
ここは彼の職場からも遠く なにか ポツン と切り離された感じが心に広がる。

(・・・そっか ここでは 彼と一緒に歩き回った時間が少なすぎるのだ。)

今は仕事も どちらにいてもしていない。
でも 主婦 というには 社会的背景から ちょっと違うのかな。
洗濯人であって お弁当調達係(笑)。
ごめんなさい ここでは 一切 料理してません というか出来ないのよ。

それで 今回 ここに来る前に 彼に聞いてみた。
どうせ まともな返事はないだろう と思いながら。

『わたしが×県に行くと交通費もかかるけど・・・
 行って何か役に立っているの?』

彼は 珍しく話題を変えたりしないで 「うんうん」とすぐに答えた。

具体的な内容には触れなかったけれど。
今のわたしの頭の中は この返事の言葉がリフレイン。

・・・だから 今 わたしは ここにいる。

勝ち♪

2005年3月8日
昨日×県に来た。
相変わらず ここには「来た」の感覚。
「帰った」ではない。

最近 実家に電話をすると まず聞かれる。
「今はどっちにいるの?」と。
そして そのあと必ず 「(忙しくて)大変ねぇ。」と言う。

移動が大変というよりも 予定がわからないほうがもっと大変。
『今週は×県には どのくらいいるの?』
「今週は長いかもしれないよ。でも こう言ったところで 
ボクに“確かな明日”はない ので どうなるかはわから
ない。」

いつもこんな感じ。

たしかに A国への海外出張ですら 決まったのが前日の19時 ということもあったっけ。

ただ 予想よりも 今年は 海外出張がない。
それはたぶん 彼が画策しているせいもある。
サブの人にA国対応をすべてまかせたらしい。
そして その行動の裏側には わたしを長期間一人にさせない
ように=わたしと一緒にいたいのだ と勝手に思っている(笑)。

こんな風に いいように解釈しないと 本人に聞いても 
期待した答えなんか返ってくる訳がない。
・・・こうやって わたしの妄想はひどくなっていくのね(苦笑)。

わたしの中では やはり不安というものは存在する。
今は一緒に暮らしはじめて1年と4ヵ月弱。
去年は 半分以上 一緒に過ごせなかったから まだまだ倦怠期には程遠い。
でも 人間だし・・・いつかはお互いに飽きる というか 
居ることが当たり前になってしまうのだろう。
子供もいないし 予定もないのだから 飽きる前に手を打たないと。。。(笑)

というわけで(?) 最近 わたしからあんまりくっつきに行かないことにした。
眠るときも カゼを移さないように とか 一人で眠った方が疲れがとれるでしょ とか。
理由を並べて 別々に。
以前は そのことに不満を持っていたわたしが 自分から離れている。
余裕 というよりも本音は 諦めた が正しいけど(笑)。

でも そのほうが 彼の気持ちがわかるようになった。

「こっちで(一緒に)寝ないの?」
時々こんな言葉が聞けるから ちょっと「勝った」気分(笑)。

それでは・・

2005年3月7日
どうやらホットケーキの票数が多いので(笑)
・・・それでは 朝から“ヤキソバ” これはいかが?

昨日たっぷりと眠った彼は 朝早く(4時)からゴソゴソと起きて 食べ物を探している気配。
かわいそうに思って 眠い目をこすりつつ起き出して 
『何が食べたいの?』と聞いてみた。
答えは「ヤキソバ」だった。

彼にとっては どうやら 「朝」の感覚ではなかったみたい。
というのも いつも朝は低血圧で 軽い物しか食べられない と言っているから。

しっかり作って 全部食べてくれました(笑)。

眠りヒメ?

2005年3月5日
彼のお気に入りのテレビは「おじゃ○丸」(爆)。
夕方に再放送されているのを わたしが教えたら 気に入ってしまって
以来 録って週末まとめて観ている。
それはいいのだけど・・・。
観ているとα波でも出るらしく そのあと爆睡してしまう。
昨夜21時に眠って以来 この24時間のあいだに合計18時間寝ている。
途中 昼食と夕食を 起きて食べたけど。
しかも 今もまた 寝ている(笑)。
一体どうなっているのだろう?

彼の努力

2005年3月4日
朝ゆっくりだったので ホットケーキにしたら かなり喜んでいた(笑)。
こういうとこ ものすごく子供っぽい。
というか 朝からホットケーキって普通じゃない気がするんですけど?

*******

夜 8時ごろメールが来た。
「今 東京駅」

え?そんなところまで来ているの?

今夜は早いからおなかがすいているだろうなぁ と思っていたけど
あわてて夕食を作り続けながら ふと思いなおしてメールした。

『夕食は?』

すると かなりしばらくしてから
「少し飲んだ。」

うぅむ・・・飲んだ=食べた という意味ね。

だったら わたしが質問のメールをする前に“食べた”の一言くらいあってもいいのに。
ムダをなくすように努力しているのに ムダを生み出しているのは
彼の方じゃないの。。。

もう知らないもーん 作っちゃったもんね。

ふんっ(かなり怒ってます)

帰宅後 どうせ食べないだろうと思いながら いつもと変わらない様子で夕食を並べてみた。
・・・結局 ほとんど食べてくれた。(⌒-⌒)(機嫌は直りました)

たぶん 飲んでいるときも あまり食べないようにしていたのね。

もしも わたしが 彼が帰るなり メールをもっと早くくれるように とか
食べてくるときはメールをして とか 文句ばかり言っていたら
彼も 彼なりに努力したのに・・・とムっとしていただろう。

お客さんとでは 急な食事も多いし メールするヒマも 本当にないときだってある。
彼なりにできること=あまり食べずに帰ってから少しでも食べる という努力を
してくれたのだろう。

・・・でも いつまで こんな風に彼の立場に立って考えることが出来るかな?
ちゃんと覚えておかないと うん。

楽しみ

2005年3月3日
ようやく本拠地に帰った。
ばんざーい\(^○^)/
包丁を握ると なんだか嬉しくなって 5品作った。
また作りすぎだ と言われてしまいそう。
でも お弁当よりもいい。

明日は何を作ろうかなぁ・・・こう考えていることもムダなのかしら(笑)。
もっと有意義なことに時間を使いなさいって?
・・・でも 考えるのって 楽しいんだけどね。
食べる姿を想像しながら メニューを考え 作る。

わたしの楽しみを奪わないで〜。

×県での生活

2005年3月2日
朝は5時半におきて 朝食を・・・作らずに用意だけする。
パンとコーヒーと野菜ジュースとフルーツ。
お風呂の用意もして 彼を6時に起こす。

彼が出かけたあとのわたしの最大の仕事は 洗濯(笑)。
こちらには洗濯機がないので すべて手洗いになる。
手洗い自体は別にいいのだけど さすがに脱水機だけでも欲しい。
数回に分けて洗うので 最後には手に力が入らなくなる。

その後は わたしの自由な時間。
読書をしたりネットをしたり 1時間くらいの散歩をしたり。

夕方からが 問題になってくる。
彼が 本拠地に移動するのは いつも急に決まるので
その予定をメールしてもらうようにした。
彼のメールが来るのは 18時すぎ。
「今夜も×県」と移動がないことを確認すると 夕食を買いに行く。

×県には 本拠地よりもいい台所があるのだが 調理器具どころかお皿ひとつない。
その結果 毎夕食 お弁当 になっている。
そのお弁当を買うのも ×県ではかなり難しい。
お弁当屋さんは21時まであいているはずなのに 
20時すぎにはもうお店の電気が消えている。
(一度 閉店時間を尋ねたら お客さんがいないので早仕舞いするのだと言う)
彼からのメールが早く届けば問題はないのだけれど 時々 
20時ごろまでメールが来ない。
そうなると 残っているのはコンビニお弁当だけ。
これは 彼一人で×県にいるときは 毎日このコンビニに頼っているから
わたしがいるときくらい 違う物を・・・と思っているのだが
コンビニすら選択肢がない。

彼の帰宅は 大体午前1時。
それからわたしも一緒に夕食をとって 彼は食べるとすぐに眠ってしまう。
わたしは 彼が帰ってくるまで仮眠をしていたので 食後すぐには眠れず
いつも2時半くらいに眠る。

ふぅぅ。こんな生活 いつまで続けられるのだろう?

本拠地では 1年かけて 目立たないように調理器具を増やしていった(笑)。
最初はもちろん お皿も持っていなかったけれど 時間をかけて 増やした。
最初は彼も「あれ? このお皿 買ったの?」などと言っていたけど
ようやく物があることに慣れて 冷蔵庫まで買った というのに。
×県で 同じように物を増やすことは さすがのわたしでも 躊躇われる。
いつかひとつにまとめたときに ムダが多すぎるから。

いい例が 冷蔵庫と洗濯機だ。
もしも ×県でこの二つをそろえたら いつかは 2台ずつ洗濯機と冷蔵庫を
一箇所の部屋で持つことになって しかも この2つは 自治体によっては 
なかなか捨てることも面倒。
買ったばかりで捨てるのもなんだしなぁ。

せっかく お皿のない生活から 冷蔵庫のある生活になった というのに
また 一からやりなおしだ。
しかも 今回は なかなか手ごわい。

わたしは すでに お弁当 に飽きたのだけど 彼はまだまだ平気ならしい。

×県へ

2005年2月28日
始発で×県に行った彼を追いかけて 夕方×県に行った。
×県には 調理器具は一切ないから わたしが行く意味はあるのか と思って
『わたしは(ついて行くべき行かないべき?)どうしたらいい?』
と聞いてみた。
「引きこもってないで たまには外に出て(×県に)来たら?」

先週は引きこもっていたわけでもなく カゼだったので行かなかっただけなんだけど(苦笑)。
単純に 一緒に来て欲しい という意味かしら。

こんなに移動ばかりしていて 今 働けるわけもない。
わたしにどうしろと?(笑)
ちょっと矛盾していない?
・・・とりあえず ×県にたまった洗濯物でも片付けますか。

手作り

2005年2月25日
彼は ヒトと変わっている考え方を持っている。
食事に関して。
・・・わたしには かなり変わっているように思えるのだが。

食事は生きるため というか おなかを満たすための「手段」だ。
だから その「手段」のための手段=料理すること に時間をかけるのは
ばからしいことだ と考えている。
例えば 2時間かけて料理する なんてことは 時間のムダだ という。
せいぜい30分くらいで食べてなくなってしまうものに 2時間も時間を
かけるなんて どうかしている と言う。

元々 ずっと外食をしていた人だった。
コンビニのお弁当すら 食べ始めたのは 忙しくなったごく最近のことで
以前はコーヒーが飲みたければ そのたびに外出していた。
食事は外食だから お皿を洗う必要もなかったし ゴミもでなかったし
レンジや冷蔵庫も必要がなかった。

「外食は高いように思われるけれど コンビニのお弁当だって サラダや飲み物買ったりしたら
大差ないし 何よりもコンビニお弁当よりはバランスとれてるよ。」

そう言われると わたしも 手の込んだ料理 というのを作ることが出来ない。
「そんなムダなことしなくていいよ」と言われそうだから。
(まぁ 実際には それほど時間もかけてはいないけれど。)
子供がいる場合などを別にして 夫婦二人なら すべて外食でいい と言う。
彼は 主婦は料理することよりも もっと別なことに時間を使うべきだ という。

「朝起きて 朝食の準備して食べて片付けて 昼になれば昼食の準備して食べて片付けて
夕方はメニューを考えながら買い物して夕食の準備して食べて片付けて
それだけで一日が終わる・・・これじゃ一日中 食べ物のことしか考えていないじゃないの?
実家の親の様子を見ていたら 一日が“食べること”だけで終わっているんだ。
なんだか ぞっとしたよ。」

そんな言葉を聞きながら 何か違う。。。と思ってはいるけれど
あまりに漠然とした考えしかないので まとまらずに反論すら出来ない。

愛情のこもった料理?
確かに 自分では 愛情をこめているつもりでも 受け取る(食べる)側がこれでは
「ファミレスだって十分おいしいよ」とか言われそうだ(苦笑)。

こういう考え方をする人だから 手作りする側の気持ちなんか 全く理解できていない。
料理だって 作らないほうがいいのかな と思ってしまう。
それに すべて外食するのなら 一緒に暮らす人なんか いらないんじゃないのかな。
なんだかよくわからない。

いっそのこと 二人ですべて外食 という生活をしてみたら その答えも出てくるのだろうか。

調味料

2005年2月23日
「今夜の夕食はなあに?」
帰りがけ 彼がメールで聞いてきた。
『カレーです。』
「はーい 楽しみ。」

こういうときの返事は 子供みたいでかわいらしい。
サプライズを嫌う彼だから わたしも意地悪して「ナイショ」という答えを
することはしなくなった(笑)。

むしろ夕食に限って言えば 内容を伝えた方がいいかもしれない。
(カレー カレー・・・)と頭の中で繰り返されるうちに
胃がすっかりカレーの態勢になってしまう。
帰宅途中 おいしそうな焼き鳥のニオイをかいでも コンビニの暖かそうな
おでんの湯気をみつめても 胃はカレーを待っている。

その食べ物をイメージしながら 30分くらい待つことが 一番の調味料らしい。

ダイエットのわけ

2005年2月22日
実は 彼は わたしがここに来てから6キロも太っていた。
忙しくて健康診断も受けられず 海外のホテルにあった体重計に乗って 
初めてその事実に気がついたらしい。

どうりで 帰国して以来 炭水○物ダイエットだのを熱心にやっていたわけだ。
元々 かなり痩せている人なので 少しふっくらした方が健康的かな と思っていたのだが
本人はかなり悩んでいたみたいだ。
そのくせ秘密主義なのか ダイエットの効果がでるまで 
わたしには一言も 太った とは言わなかった(笑)。

今回×県には一緒に行かなかったので メッセしながら
彼がコンビニお弁当を食べているのを見ていると
いつもなら2個のお弁当を食べるのに 昨日も今日も1個でガマンしている。
『あれ?それでおしまい?』
「うーん今腹8分なんだよなぁ。ここでやめておけば痩せられるのだろうなぁ。」
結局 眠いのも手伝って 2個目は食べずに眠った。

わたしには痩せろ とは言わないくせに 自分にはかなりシビアなのね。
仕方ない・・・これからはカロリー控えめで おなかが一杯になるような
ダイエット食にしますか(笑)。
ついでに わたしも・・・?

コーヒー

2005年2月20日
「いいなぁ。おまえは独身だから高いコーヒーが飲めて。」
彼が80円の会社のコーヒーを飲んでいたら 会社の人が60円のコーヒーを
飲みながら こう言ったらしい。

その時の彼にとって その20円の重みは理解できなかったらしい。
家族が増えることは 自分の自由になるお小遣いの激減を意味する 
そんな印象だっただろう。
そして そこまで無理はしたくない 当時はそんな感想だった。

ごく普通のサラリーマンなのに 今 ×県とこことで二重の生活をしている。
破綻こそしないけれど これでは ただ食べていくだけの生活と変わらない
そう気がついた彼は「×県に完全に移動(引越し)することも考えている。」と言った。
×県に引っ越すことを あんなに嫌がっていたのに。

二人で一緒に生活するにはどうしたらいいのか と真剣に考えてくれている。
嬉しくて でも申し訳なくって 泣きたくなった。

『一人で生活している方が良かったって思っちゃった?』
「確かに 一人だとお金は貯まるけどねぇ。。。」

相変わらず “そんなことないよ”という言い方はしない。
態度や行動で 自分の気持ちはわたしがわかっているはず と思っているからだろう。
だから わたしも 彼に態度で 気持ちを返したい。
彼にとって 居心地のよい暮らし。
何の責任も感じなくていい自由と引き換えに わたしとの生活を選んでくれたのだから。

最近 彼は会社で60円のコーヒーを飲んでいる。

不払い?

2005年2月19日
公共料金の不払い というのは N○K相手だけにおこる現象なのだろうか。
N○Tとか 例え不祥事があっても 不払い運動 というのは あまり聞いた事がない。
N○Tだと すぐに電話を止められちゃうから みんなしないのかしら?
だとすると 個別に電波を止めることができないN○K相手だけに
「不払い」という方法をとるのは とてもズルい気がする。

“税金の使い方に納得がいかないので払わない”などと その人が 
税金も不払いしているのなら まだわかるけど。
それでも 基本的に サービスを受けたのならその対価は払うべき。

ただ 問題は そのサービスを受けられない場合なのだ。
サービスを受けられない状況 というのを 証明する方法が
部屋の中にテレビがない事実 を見せる事しかないわけだが
・・・集金する人も そこまで確認したくはないだろうなぁ。

先日 ×県の家にも N○Kの集金の人がやって来た。

「N○K受信料の集金に来ました〜。」
『あ〜 その… うち テレビないんですが(恥)。』
「・・・わかりました。」

ん?こんなにあっさり 帰ってしまうもんなの?
でも 本当に ×県には テレビは設置していないしなぁ。。。

などと考えていて ふと思い当たった。

そっか 最近 不払いが増えているせいで その輩かと思われたのね。

・・・不払いじゃないのよぉ〜(涙)。
 
N○Kの集金人さん もう一度 来てくれないかしら。
次回は お部屋の中へ お通しいたします(笑)。

ようやく

2005年2月18日
月曜日からひいていたカゼが 薬を飲んでいるのに 
どんどんひどくなった。
熱は38度から少しずつ上がってきている。

木曜日に無理を承知で ×県から移動した。
どうにかいつもの部屋にたどり着くと 38度5分。
薬を飲んでいなかったら 40度くらいになっていたのだろうか。。。
ひょっとして これってインフルエンザだったのかしら?
・・・今頃気がついても遅いけど(苦笑)。

朝になっても熱が下がらなければ (目の前にある)病院に行こう と思ったのが 気がラクになってよかったのか(笑)
今朝 ようやく熱が下がってきた。

やはり アウェイよりもホームの方が 力を発揮できる ということかしらん(笑)。

今回 感じたのは こうやって移動する生活 というのは
目に見えないストレスが大きいのだ ということ。
彼は こんな生活を1年以上続けている。

彼が冗談で 50代の会社の人に
「こんな生活をしていたら 50代で死んでしまいそうですよ。」
と言ったら
「いやいや、50前に死んでしまうよ。」と言われたらしい。

忙しい人たちのジョークには 哀愁が漂っているのね。。。

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