都合

2005年1月13日
今日はわたし一人×県からいつもの部屋に帰った。
途中 彼にメールを打っていたら 彼からメール。
「どうしていますか?」

同時刻にメールを・・・って思って ちょっと嬉しくなった。

夜 メッセで話をした。
少しは一人でさみしい気持ちになったかな と思って
『わたしがいないとさみしい?』とめずらしくストレートに聞いてみた。

・・・えぇ 答えは予想通り はぐらかされました。
理論に強いヒトなんだから この答え↓が質問と合わないことくらい
承知しているでしょうに。。。

「そういえば この部屋に一人で泊まるのは はじめてだなぁ。」

・・・そんなことを聞いているんじゃなぁ〜い(苦笑)。

でもでも きっとさみしいに違いない と勝手に思い込むことにした。
だって 明日の予定を聞くと 仕事の都合とやらで 午後からこちらに来るらしい。
うむぅ なんだか 随分 都合がいいのね(笑)。
裁量権を駆使して 自分で決めたんじゃないのかしら?

まぁいいか。
今夜も 彼は おこた と一緒に眠った。

完敗

2005年1月12日
予想通り 彼は 早く帰宅した。
なんと夜10時。
これは ここでの 早い帰宅新記録かもしれない(笑)。

ん?
つまり 不可抗力の用事がない限り 彼は こんなに早く帰ってくることが
出来るのね。
・・・こたつの為ならば(笑)。

帰ってくるなり わたしのことなどどうでもいいようで
ひたすら こたつ こたつ こたつ。。。
すりすりと ネコのようになっている(笑)。
うむぅ。。

寒かったせいもあって 体を温めていると
「ものすごく懐かしい感じのリラックスだ。」と言う。
確かに “おこた”にミカンでも添えたら 昔の風景 として完璧かなぁ 
とは思ったけど。

夕食後は こたつで寝るとカゼをひくよー というわたしの声も無視して
そのまま寝てしまった。
ふーん わたしとくっついて寝るよりも おこた と寝る方がいいのね(涙)。

そういえば こたつに入りながら 彼が言った。
「これなら この部屋に 早く帰りたくなるなぁ。」

・・・え?
そうなんですか?
わたしはいなくてもいいの?
というか 今まで ここにわたしがいても 早く帰る理由には ならなかったのね。。。

たぶん 来週から 彼の「×県に一緒に来てほしい」という意味の“ひとりごと”は
なくなるだろう と思った(苦笑)。

策士のわたしとしては もうひとひねり必要ね。。。
わたしが一緒にいたほうがいいなぁ と彼に思わせる何か。

今回は こたつに完敗。

家電?

2005年1月11日
夕べも この部屋が冷え切っていたために 底冷えした。
3時間睡眠で 起きてしまった。
部屋にきて初日 というのは いつも翌日の昼まで 暖まらない。
しかもまだ お布団がない(笑)。

とうとう今朝 出かける前に 彼がわたしにお願い事をした。
「こたつ買ってきて。」

ほぉぉ はじめての家具?・・家電?(笑)

歩いて20分のホームセンターで 3980円でゲット♪
ただし ここで問題が。
車がないために 配達をお願いしようとしたら 
「来週の火曜日になります」とのこと。

え?・・・そんなぁ(涙)。楽しみにしていたのに。
軽いショックで 思考停止になったけれど 落ち着いてから
やっとタクシーを呼ぶことを思いついた。

その結果 タクシー代は配達料よりも安くって なんだか嬉しい。

こたつ布団もセッティングして ぬくぬくしていると
会社にいる彼からメールがきた。

「(こたつは)どうですか?」
『うふふ(^-^)♪ よきかな。』

今夜は きっと 早く帰りたくなったはず(笑)。

ばかっ○る

2005年1月10日
最終で ×県に行った。

電車の中で 思い出したように彼が言った。
「そういえば まだ×県の部屋に 一人で行ったことがなかったな。」

・・・わかってます(笑)。
×県の部屋は ただでさえ寒いし テレビどころか本当に何もなくて
一人では寂しいよね。
でも これから 毎週 わたしは一緒に×県に行くことになるのかしら?
・・・まぁ 今は どうせ仕事がないので かまわないけど。

彼の出張?に毎回ついていく・・・って
こういうのって バカッ○ル とか言われるんじゃないの?(笑) 

甘えの言葉

2005年1月9日
明日の夜 ×県に彼は行く。
今週 一緒に行くと 戻るのは土曜日の夜かもしれない という。
用事も特にないのに 毎回一緒に行くのはへんかな・・ と思って
『今週は 一緒に行くのはやめようかな。』と言った。
すると すぐには反応しなかったくせに
かなりしばらくしてから
「ふたつ星は 一緒に来ないのか。。。」
とひとりごとのように言う。

その“ひとりごと”が3回目になったとき さすがにわたしもあきらめて
『じゃあ 先に帰るかもしれないけど 一緒に行こうかな』と答えた。

わたしの中では ベスト3に入る 彼の甘えの言葉(笑)。
今朝 早くに×県に彼は行き わたしは一人で遊びに。。。(笑)

今日は 予想外のヒトにも会えて 忙しかったけど嬉しい一日だった。
チャットと日記の違いを実感した。
チャットのオフは 相手がイメージと違うことが多い。
けれど 日記のオフ(笑)は 大体イメージどおり。
相手の内面の一部を読ませてもらっていることもあって 昔から知っている 
という感覚。
・・・といっても 相変わらず無口で すいません(苦笑)。

夜には ×県から帰ってくる彼と待ち合わせた。
彼と会えた時間は すでに 食べるところは閉店していた。
それで 飲むところで色々注文して食べたのだけど・・・。
ゆっくり話していたら 最終に乗り遅れた。

彼は 普段 ほとんど飲み歩かない。
『今までに 最終に乗り遅れたこと ある?』
すると「ない」という答え。
一度くらいあるのか と思っていたけど。

さて どうしよう?となったけれど・・・
とりあえず 行けるところまで行こう となった。
こんな風に イライラしたり怒ったりしない というところは
わたしが彼を好きなところ。
安心していられる。

夕食を食べるお店を決めるときもそう。
正直 わたしのほうが 最終の時間が気になるし 
寒い中を 何度も同じあたりを歩き回って疲れて
以前のクセなのかな・・・イライラしかけた(苦笑)。

でも まかせてしまえばいいのだ と気がついた。
わたしが仕切る必要はない。
だから ひょっとしたら間に合わないかも と気がついてはいたけど
言わなかった(笑)。

乗り遅れたけど・・・それがなにか? って感じ(笑)。

始発まで時間をつぶしてもよいし それこそ 歩いてもいいかな と
思えるから不思議。
さすがに歩くことはしなかった。
タクシーも思っていたよりもすいていて あっというまに着いた。

U君から

2005年1月7日
わたしのことではなく 相手のことなので ヒミツに。

返事がないこと

2005年1月5日
夜 ×県に一緒に行った。
部屋は ものすごく冷え切っていて まともな布団がないため
寒くて何度も目が覚めた(笑)。

メッセージDAY

2005年1月2日
本日の日記(3個)には相互の方全員へのメッセージ書きました。すいません・・・↓探してください(笑)

方位磁石

2005年1月2日
わたしには 時間も場所も人も…すべてが“必然”そんな風に感じる。
もしも わたしの 過去のどの部分を変えても 今のわたしは ここにいない。

例えば 彼との長いメッセだけの期間があったから 彼を知ることができたし
遠距離だったからこそ それが わたしの“動く”パワーになった。

この日記もそう。
彼のことがわからなくって 色々悩んでいて吐き出したくて 書き始めた。
そのことがなかったら 知り合うこともできなかった人たちがたくさんいる。

流れに逆らって あるいは 流れに身を任せて・・・いるつもりでも
選択肢ごとに散々迷って 選んだ後でも これでいいのかな なんて思っても
本当は 自分の心には ちゃんと「方位磁石」があるのかもしれない。

後悔するような出来事にぶつかっても 実はそれは その先に 
本当に後悔しないようにするためのものかもね。

先に何があるのか なんてわからないけど だから人生はどうにかやっていける。

その後

2005年1月2日 恋愛
あなたなんかキライ と言ったとき。
彼は はじめて 自分からわたしに“近寄って”抱きしめた。
大げさな表現じゃなく 本当に はじめて。
いつもは おいで と言って わたしが近寄るのを待つのに。

あの日は わたしがひざを抱えて 彼に背を向けていたから。
いくら待っても いつものようには彼の方を見ない とわかったから。

彼が近寄ってくるのがわかったとき
彼の心がわたしの心を探しているような気がした。
いつもとは立場が反対。

。・:*:・゜★,。・:*:・゜☆

こちらから積極的に連絡をとることはしなかったけれど
携帯に2通 パソコンに1通 立て続けにメールが届いたので 
結局 放置しきれなかった(笑)。

それに ちゃんと食事したかどうかも 気になるところ。
さすがに 元旦はおせちもお雑煮も食べた と聞いて ほっとした。
・・・わたしは どちらも食べていないけど(笑)。

普通の家

2005年1月1日 恋愛
年が明けた。

昨夜 実家に帰った彼は 23時すぎに 電話してきた。

「家に帰るとね 母親が 食べる物が何もない って言うんだ。
一年振りに息子が帰ってきた というのに だよ?
・・・まぁいつものことだから 慣れているけどね。」
こう言って寂しそうに笑った。

『そっか・・・』
わたしには 何も言えなかった。というよりも信じられない話だ。

それなら なぜ 毎年帰って来い と言うのだろう?
帰ってくるのが楽しみならば なぜ 大晦日の彼の夕食が
自分で買うコンビニの食べ物なのだろう?

彼が実家に帰ったのは 両親のご機嫌を損ねないため と言うけれど
そんな状況なら わたしならば 帰らない年末もあっただろう。
帰らない選択ができるわたしは “普通”の家に育ったせいなのだろうか?
ひょっとしたら 彼の家のような場合は 一度でもその選択をすることは
決別を意味するのだろうか?
さっぱりわからない。。。

ただひとつ 感じたのは 実家に帰る選択をしているのは彼。
そして そこに 小さい子供の姿の彼が 垣間見えた気がした。

「もうすぐ年が明けるね。」
『うん。よいお年を。』
「よいお年を。それでは いったん 切ります。」

・・・“いったん”?

どうせ もうかかってこないだろう と思っていたけど(笑)
やはり それっきりだった。

新年の携帯メールも 今年はしていない。
今年は 電話には出るけど 帰ってくるまでは こちらからは連絡しないことにした(笑)。

。・:*:・゜★,。・:*:・゜☆

うっ 急に思い出した。。。
わたしは 元々 年賀状がものすごく少ない人間なので 去年からメールでの
年賀のみになっていた。
でも・・・ネット友へのメールで安心していて すっかりリアル友へのメールを
忘れていた。。。
薄情ね。
さて これから送りますか。。。


☆yuuさん☆
リンクありがとうございます。気がつくのが遅れました(汗)。
読みに伺いますね。

キライ

2004年12月31日 恋愛
昨夜から 泣いていて ついでに カゼで鼻とのどがひどくって
情けない顔になっている。
泣いて何かが変わるわけではないのはわかるけど 勝手に涙がでてくる。
彼は カゼで具合が悪い としか思っていないのかな。
でも・・・それならそれで 悲しくなる。
高熱が出ていても 放置して帰るの?
仕事なら こちらもあきらめがつくけど。。。
わたしは あちらの実家に対しては 空気 だからね。
いないことになっている。
だから 寝込んでいても 彼は 帰省してしまうのだろう 
そう考えたら よけいに涙がでてくる。
いつまで こんなお正月が続くの?

起きてからも 彼の顔をみるのもなんだか悲しくて ぷいっと横向いていた。
彼は その態度には気がついていたけれど はっきりとは聞いてこない。
ときどき こちらを伺っている。

夕方 とうとう こらえきれずに
『あなたなんかキライ。』
と彼に向かって言った。
彼は わたしの不機嫌には 気がついていたけど この言葉は意外だったらしい。

「どうしてキライになったの?」
『わたしのキライなことをするからキライになったの。』
「どうして急にそんな風になっちゃったの?」
『急じゃないよ。去年もキライだったけど1回目だからガマンした。
今年は2回目だし 去年の分も合わせて もっとキライになったの。
来年は 今年よりももっとキライになるから どうなるかわからない。』

彼は笑いながら 小さい子供をあやすように背中をさすって わたしをなだめた。
『悲しくなるから 早く行って。』
「まだ キライ?」
『うん 今日はキライ。』
「そっかー 困ったなぁ。。。」
『泣いたって 行ってしまうのはわかってるから 泣きたくないけど
涙がでてきちゃうんだもん。だから 早く行って。』
「どうして お正月一人だとイヤなの?」
『お正月は 家族と過ごすものなのに わたしは一人にされるから
家族じゃないんだな と思ってしまうのよ。』
「初詣に一緒に行きたいの?」
『違う。どこにも行かなくっていいの。居るだけでいいのよ。』
「ボクだってね 実家なんて行きたくはないんだよ。」
『そんなのわかってる。喜んで放置しているのならこっちも困るわ。』

そのうちに なだめる方向が変化してきた。
『だめ。そんなことしても その後 行ってしまうのなら そんなの最低よ。』
「そっか・・・最低か。」そう言って 彼はやめた。

行く用意をしている間に 彼の写真をとった。
『“今日のキライな人”というタイトルの写真(笑)。』
「キライな人かぁ。。」
『今年も1年 お世話になりました。よいお年をお迎えください。』
わたしの改まった言い方に びっくりしていた(笑)。

「すぐに帰ってくるから。」
・・・そのセリフ あんまり信用していませんけど。

結局 彼は 嫌われたまま 帰省した。

結局・・・なし

2004年12月27日
昨日は お昼すぎに起きて どうにか夕方よりも少し前に 
買い物に出かけた。
でも なんか 彼の様子がへんだった。
彼が時計を欲しい と言ったから ここまで来たのに 選ぶよりも休みたい という感じ。
近くの喫茶店に入って 座ったのだけど 彼の顔をみたら もう帰ったほうがよさそうだ 
と思った。
カゼなのか なんなのかは わからなかったけど とにかく具合が悪そうだった。
『今日はやめて また別の日にしよう?』
この提案に 彼は素直に従った。
部屋に帰ると すぐに眠ってしまった。

熱はないみたいだけど・・・
この2ヶ月 ずっと緊張していたから 年末の休みを前にして
気が緩んだのかな。。。

クリスマスプレゼント 今年は なしでした(涙)。

女の気持ち

2004年12月26日
昨夜 遅くまで 奥さまは○女の以前録画したものを見ていたせいで
今日も 彼は早起きしそうにない(笑)。
お買い物は無理かな。。。?

ビデオを見ていて 面白いことがあった。
奥さまのアリサがヤキモチをやくシーン。

ヤキモチの相手は ダーリンの取引先の会社の部長。
アリサは 若い女の子と一緒に食事をしていたダーリンを目撃して
「仕事」なんてウソなんじゃないか とかなり怒っている。

ダーリンが帰ってきて アリサに一生懸命謝りながら 話をする。
「その部長が若い女の子なんだけどさ・・・」
その言葉を聞いた途端に アリサの機嫌がなおる。

このシーンで 彼に
『今 どうしてアリサが急に機嫌がよくなったか わかる?』と聞いてみた。
彼は「ううん わからない。」という。

そっか・・・これがわからないまま 見ていたのね。
じゃあ わたしの気持ちもわかるわけないわね(苦笑)。

『ダーリンが“部長は若い女の子”と言ったから ウソついていない とわかって
機嫌をなおしたのよ。やましいことがないから正直に話した と思ったの。
もしも そのことを言っていなかったら まだ怒っていたかもね。』

わたしの気持ちを説明するのには いい例だと思ったのだけど。

彼は たいていのことは ちゃんと覚えているのだけど・・・
こういうことの知識は蓄積されないように思う。
このことも たぶん すぐに忘れてしまうのだろうなぁ(笑)。

朝の帰宅

2004年12月25日
朝 7時すぎに電話がかかってきて それで目がさめた。
そういえば 彼を起こすことを忘れていた(汗)。
どうやら寝台でも無事に起きたみたいで 確実にこちらに向かっている。

部屋に帰ってからは まずケーキ(笑)。
写真をとっている彼をみていると けっこう嬉しいのかな って思った。
もちろん 言葉では 何も言わないけれど。

買い物に行く予定だったけれど 寝台での眠りが浅かったらしく
眠そうだった。
そうだよね。。。
列車の車内放送の「おはようございます」くらいで目を覚ますなんて 
彼らしくないもの。
だから「寝てていいよ?」というと あっさり眠った(笑)。

夕方起きて 街をほんの少しぶらぶらして ワインを買って帰った。
『プレゼント 何もないけど メリークリスマス。』

プレゼント

2004年12月24日
もう 最終の のぞみ は出発してしまった。
乗り遅れた彼は 出張先の京都から電話してきた。
「もう イヤになっちゃうよ。。。」
泣き言をめずらしく言った。
ホテルもとる気すらなく まだ駅を歩いているのだ という。

『寝台もあるけど・・・?』ついワガママを言ってみた。
「うーん」
はっきりと返事をしないまま 電話は切れた。

じゃあ 帰ってくるのは 明日のお昼ごろかな。。。(早起きしない人だしw)
一人で飲んでいよう と思っていたら また電話。
「寝台の切符 買っちゃったよ。」
そのあと 乗ってからも 散々「狭い」とか「いびきがうるさい」とか
「眠れない」とか メールが頻繁に来ていたけれど。
0時少し前に 携帯は静かになった。

疲れているから 寝ちゃったのね。

あわてて ケーキを作り出す。
見栄えはともかく 気持ちがたくさん入っているつもり(笑)。
彼の 寝台 というプレゼントに対してのお礼になっているかな。

やっぱり ただ一緒にいてくれるだけでいい。
今夜は サンタの足跡の追跡HPでもながめて 寝ましょ。。。 

ちょっと威張った

2004年12月23日
今日は 彼が×県から帰ってくる。
いつもよりも早く帰る と言ってはいたけど あんまり信じていない(笑)。
夕食の用意をしながらメールを待っていたが いつもの時間に近くなっていた。
『やはりいつもの最終に乗るの?』
ちょっぴり冷やかしをこめたメール。
その意図を読み取ったのか 珍しく ちょっと威張ったメールが届いた。
「ふふん。今日はいつもよりも1本早いよ。」
“どうだ”といわんばかりの “ふふん”の文字に 笑ってしまった。

明日は 関西に出張。
日帰りではあるけれど 部屋に着くのは 日付がかわる頃かな。
お互いに プレゼントもまだ買っていない。
サプライズは苦手な人だから 一緒に探しに行くのはその翌日。
どうなることやら。。。

気がつく

2004年12月22日
わたしは 彼に言わせると 気がつくことが多くて細かい らしい。

例えば ドラマの展開。
『あらら たぶんこのあと 主人公はケガしちゃうのね。』思わず独り言を言った。
数分後 ドラマでは そのとおりの展開になる。
「どうしてわかったの?」彼は不思議そうな顔をする。

うーん・・・わたしからいうと『どうしてこの展開がわからないの?』という感じなんですが。
ドラマって 展開がわかってしまうから 面白くなかったり
逆に そこが可笑しかったりする。

論理のパズルや問題も よくやる。

 地球で最後にただ一人生き残った男が遺書を書いていると 家のドアを
 ノックする音がした。人間以外の動物は死に絶えていたし 風の音ではない。
 さて この音の主は?

とか 得意かも(笑)。
もっともこういうのは 直感的に答えているから 論理とはあんまり関係ないかもね。
でも 最初の一文が頭に残っているので 答えがすぐに出てくる。
こんな感じだから 彼のいった言葉の矛盾も すぐに気がついてしまう。
めったに指摘はしないけど。

そんな中 何かの話題で 海外のときの話を彼がした。

「××さんも 通訳のミカちゃんも ○○さんも・・」

・・・ん?ミカちゃん?
そっか 通訳は日本人の女の子だったのね。
彼はあちらの国の人だ と言っていたのだけど(笑)。
…あっ 違うな。
あちらの国の人だ とわたしが勘違いしても不思議ないような話し方だった。
「通訳は 専門の知識がないから まともな日本語を話さない」
「通訳のレベルが低い。まともな通訳がいない。」
などと言っていたっけ。
でも あちらの国の人 とは 確かに一度も言っていない。
それって女性だったからかな。
なんか 遠まわしに暗示をかけられていた感じがする(苦笑)。

まぁ だからどう ということもないので 聞き流した。
さすがに 嫉妬しませんから(笑)。
でも こうやって気がついてしまう自分も悲しい。
彼とのコミュニケーションでは 言葉が重要。
それも 感情をわきあがるままに伝えるのではなく
いったん自分の中に戻して できるだけ第三者のことのように
分析しながら話す。
そうすると 彼も 最近 向き合ってくれるようになった(気がする)。
彼とは 話ができる ・・・それが わたしには嬉しい。

子供の頃から親に おまえは理屈っぽい と散々言われていたけれど
何がどう理屈っぽいのか 当時はわからなかった。
子供だったから 自分も他の人と そう違わない と思っていたのだ。

大人になるにつれて その理屈っぽいところは そのままだったけれど
なぜか付き合う相手は 感情をそのまま出す人が多かった。
こちらの理屈が通用しない人たち。

なぜ さっきまで機嫌がよい と思っていたのに そこまで不機嫌になれるのだろう?
しかも どうして その「感情」をわたしに直接ぶつけることが出来るのだろう?
不思議だった。
そして 少し 不公平に思えた。

わたしは いつも同じ態度だったのに。。。
どうして すぐ怒るの?

でも 前の人とは 少し違った。
最初は 相手に奮起してほしくて ワザと怒ってみせた。
でも しばらくして効果がなくなると 半分呆れつつも本気で怒った。
呆れることから 諦めることに気持ちが移行して 相手を軽蔑するような
言葉も言った。
『どうせ口先だけで やらないのでしょ?』

感情を 特に怒りの感情を相手にぶつけるのは こちらもエネルギーがいる。
この10年で かなり すり減った気がするのは そのせいなのかな。
自分の感情を正直にぶつけていたつもりで 実は わたしらしくなかったのかもしれない。

ふと 彼に聞いてみた。

『子供の頃 理屈っぽい と親に言われなかった?』
「うん。へ理屈が多い とよく言われたよ。それに 友達には ○○(彼のこと)は
よくわからないヤツだ と言われて “どうしてわからないんだ?”と思った。」
『わたしも ☆☆(わたしのこと)は 何を考えているかわからない とよく言われた。
でも “どうしてわからないんだ?”というよりも “そんなにフクザツそうに見えるのかなぁ
こんなに単純なのに”と不思議に思ったわ。』

理屈っぽく 感情を表すのが下手な子供。
共通点をみつけて ちょっと嬉しかった(笑)。

< 47 48 49 50 51 52 53 54 55 56 57 58 59 >

 

最新の日記 一覧

<<  2025年6月  >>
1234567
891011121314
15161718192021
22232425262728
293012345

お気に入り日記の更新

この日記について

日記内を検索