誤解

2008年4月26日
一緒に暮らして4年半だが、今日ようやく
彼を誤解していたことに気がついた。

まぁ人間なんてこんなもん。
超能力があるわけじゃなし、聞かなければ言わない程度のこと
なら、お互いに、わかったつもり・理解されているつもり
・・・余計に勘違いは広がるのかもしれない。

失礼しました、誤解していました。

・・・とは、まだ、彼には伝えていないけどw

傍論

2008年4月22日
先日、首相が、勝訴したので違憲の判断は傍論に過ぎず・・・云々
といったような言葉を聞いた。
イラク派遣の損害賠償請求の話だったと思う。

仮にも司法の言葉を“傍論”と言っちゃっていいんだろうか?
などと思ったのだが、傍論=判決理由にならない(先例にならない)裁判官の独り言 らしい。

判決理由にならない文をそもそも判決文に挿入する方がどうかしている。
(もちろん、私個人としては、これに関しては違法の立場だが。)
今回のは損害賠償請求だったので、直接派遣されたわけでもない人間が慰謝料をとれるはずがない。
原告もそんなことは承知していての裁判。

問題点は、違憲性だった。
でもこれは裏ワザなわけで、本来の損害賠償請求に対しての判決を下すのなら、違憲性に触れなくてもよかったのだ。
それを裁判官はあえて“独り言”で入れた。

・・・よほど一言、言いたかったんでしょうねw
派遣の行き過ぎは恐ろしいことになるよ、と。

最近の判決文には、独り言が多いようだ。
直接判断をすることができない悔しさを、独り言にぶつけているのだろうか。

そういう私も、ここで“独り言”に色んなことをぶつけているw

なお、私はしろーとなので正確なことはぐぐってくださいな。

通りめぐり

2008年4月21日
土曜日は外堀通りを一周し、日曜日は内堀通りを一周した。
内堀は距離が短いので主要な交差点からは外堀へ歩いてみる。
こうして歩くと、東京の中心部はものすごく緑が多いことを実感する。

永田町の近くを歩いていると、ものすごく厳しい警戒をしている。日曜日なのにいつもこうなのだろうか、と思っていると、
後に理由が分かった。
大統領が来日していたからだ。

車のボディーに文字が書かれていて大音響を振りまいているある種の車が
交差点に近づくたびに、大急ぎで横道を封鎖していた。
警察や機動隊の人数は、その辺の通行人よりもはるかに多かった。

途中、道端に立ち止まっている人が何人もいた。
みな、片耳にはイヤホン。
一般人を装っているようだけど、オーラwが違う。
私服の方たちのようだった。

上の人たちは悪いことなどたくさんして、こんな日でも休んでいるのかもしれないが、下の人たちは大変なんだなぁと、ウロチョロしながら思った。

彼は写真をあちこち撮りながら歩いているわけだが、あまりの警官の多さにカメラを向けにくかったようだ。
日本のこんな観光地で逮捕されることはないだろうけれど、海外ではわからないものね。
さて、長野ではどうなるのかしら。

ルート

2008年4月18日
「√9の平方根は?」彼が聞いた。
『うーん、うーん・・・わからない』(本当にわかってないw)
「当てずっぽうでもいいから答えてみて。」

・・・ド文系=理数不得意 の私にそんな質問するなんてイヤミか?
仕方なく、当てずっぽうで答えた。

『・・・プラスマイナス3?(小さな声でw)』

「ぶぶー、プラスマイナス√3だよ。」

・・・だからぁっ、私に聞かないでよぉ〜。

でも、プラスマイナスをつけただけでもかなり上出来と
本人は満足しているw

ちなみに上記は、昔ある高校の入試の問題だったようだ。
そんな意地悪な高校には縁がなかったので、知らない。

私が学んできたはずのことは、8割以上がこういう状態になっている。老化のせいもあるけどw、社会人で一度も平方根を使わなければ、こんなもん。・・・だよね?(文系人間の方に同意を求めてみるw)

でも、私は料理もとりあえず食べられる物を作れるし、東京都内のおおよその地図は頭に入ってるから歩いても迷子にはならないし、
生きていくのには今後もたぶん困らないと思う。
ルートを知らなくても。

学問って実生活に関係のあることだけだと、もっともっと少なくてもいいのかもしれない。
でも、社会人になって、しかも学生時代を忘れる頃になって
ようやく学問というか学習の意味を少しだけ理解する。
知ることが楽しい、という本来の意味を。

私は個人的な趣味で、遺跡だの生物だのが好きだったから、
それは今も昔も変わらないが、政治経済は昔から大嫌いだった。
でも、政治は嫌いだが、今は経済を好きになった。
面白いと思えるようになったし、知ることが楽しい。
知ったからどう、というわけじゃないのは変わらないのだが
知る楽しさ、これが学問の本来のカタチなのかな。

道のりは、どうでもいい。
楽しいと思えることは、人生が豊かになるわけで。

↑彼と受験テクニックについての話をしていて思ったこと。
なお、受験テクニックについてはヒミツで。
ひろまってしまうと効果がなくなるかもww・・・うそでーす

*********
オタクな私としては、今でも遺跡や動植物(虫を除くw)の
テレビには食いついて見てしまう。
ネットで情報はあふれているのだけれど、それでもNHKの
数年をかけた動物の取材には頭が下がる。
仕事には一切関係のないことだが、知るたびわくわくする。
そして楽しい。
遺跡だの動植物だのを勉強することを、私には勉強とは思えない。ただ好きなことを知るだけ。
でも、たぶん本来の勉強ってこういうことなんだろう。
何かに受かるためじゃない。

矛盾

2008年4月17日
都は低所得世帯向けに“塾代”を無利子融資するらしい。

・・・何か間違っていませんか?

経済力格差が学力差と結びついているから対策を・・・とのことだろうけど、学校の授業だけじゃ進学に不利という程度の教育
を提供しているのは行政なのに、民間の塾に丸投げする、ということか。
まぁ、教育の中身は国が決めているのだから、本来国が一番問題なのだが。

塾って教員の資格がなくても出来る程度のものなんだけど、
いいのかなぁ。
・・・私も文系人間で教員の資格すらなかったけど、一時期、
理数の科目を教えていましたがw

そして、最もおかしな点は、経済力がない家庭に融資するのなら塾代ではなく、授業料などの学費と“生活費”でしょう。

 全国の都道府県立高校で、06年度の授業料・入学金の滞納
 が総額4億6000万円に上る(毎日新聞)

銀行といい、塾代といい、都の「融資」は、最近おかしなことになっているのだろうか。

マジック

2008年4月16日
お店に商品が並んでいる。その一つを買いたいと言ったら、
店主に「あぁ、それは売れないんですよ。」と言われる。
今の日本の株式市場の状態。

買った後どう使うかまで問題になるのなら、最初に法を作って売れない相手の条件を決めておくなり、上場しない(お店に置かない)
なり、政府が過半数の株を取得するなり、・・・最初に対策を考えておくべきだ。

こういうお店にお客が寄り付かなくなるのは当然だと思う。
・・・でも私はエネルギーや空港などの株の海外所有は反対だ。
さっさと法整備してくれればいいのに。

***********

健康保険のしくみが変わった。
75歳以上の姥捨て山のようなものに思える。

かといって、税金は少なく福祉が厚い国家なんかありえない。
一時的なオイルマネーでもあれば別だが。

アメリカ型のような、「貧乏人は無保険」の国を目指すのか、
北欧型の「重税でも福祉は優れてる国」を目指すのか。
とりあえず、国家としては、二者択一しかないようだ。
日本は前者を選んだということなんだろう。

ただ、問題なのは、アメリカは貧乏人に対してのサポートがゼロの国ではないということだ。
日本はそのサポートの設定が全くない。
アメリカも国としての活動ではなく、あくまでもボランティアに
よるところが大きい。
食べられない人への食べ物や生活物資を無料で配布する施設は
ほとんどがボランティアでまかなっている。
無保険の人への診療は、確かボランティアではないはず(不明)
だが、ある程度までなら診察してくれる。
ある程度なので、医者に、「これ以上の治療は無保険の人には出来ない」と断られることが多い。
しかも無保険の診察には長蛇の列。緊急の患者には対応していない。手術も、保険のある人物が優先される。
手術の予約をしても一般病院では有保険の人を優先するので、
何ヶ月も待たされる。もちろん保険がきかないので高額を支払うことになるわけだ。

自由の国アメリカというのは、保険加入も自由。本人の選択。
貧しいのも本人の自己責任。
ただ、宗教の問題からか、貧しい人を助けようとする気持ちは
日本よりも強い。

一方、日本は、すべて神=自然(上)にゆだねる意識がある。
自然に逆らっても仕方がないとか。
そのかわりに、良い子でいたら上はきっと助けてくれる
そう思ってしまうふしがある。
誰かを助けるのではなく、自分は常に助けられる側。
もちろん、私もそうだ。

日本でアメリカ型の保険を導入すると問題なのは、サポートする機関が全くないことだ。
アメリカが実施できているのはサポート機関の存在を加味しているからだろう。

本来、国民性から日本には北欧型が向いていると思える。
お江戸の時代までにはずっと重税に耐えてきたわけだしw、
姥捨て山のお話も、福祉軽視はいかんよ、というわけだ。
お上に助けてもらうのは当然と思うお国柄なのだから。

でも、今の国民は贅沢でわがまま。
税金は払いたくないし増えるのはいやだ。
払わないくせに教育は充実しろだの年金は手厚くだの
要求は厳しい。

大阪府の新知事での改革案は、新しい人ならではの
すべてから少しずつのリストラにみえる。
警察の人数を減らすのは困る、だの教育の質を落とすのは困るだの、反対意見は多いけど。
じゃあ、二つの案を提案したらどうなのか。
教育のための増税をするけど今までどおり、という案と
今回の案。
(あるいは警察の人数を今までどおりだけど増税する案と今回の案。)
増税するから今までどおり、というのと、公的サービスを減らすけど増税しません、といえばみんな後者を選ぶだろう。
でも、そこには具体案がないので、後に、何のサービスを減らすのか問題になる。だったら、最初に投票しちゃえばいい。
一番軽視された分野から一度にリストラするのか、全部の部門から少しずつリストラするのか、あるいは増税するのか全ての部門から均等にリストラするのか。


収入がない家計はきりつめなくてはいけない。
貧乏になれば、借金ばかり増やすのはよくない、
まずは、生活を切り詰めて借金返済してから、贅沢を考える。
自分の家でやってることがなぜ国や自治体だとできないのか。

国はつぶれないというマジックのようなものがあるような錯覚を
日本はもっているのかもしれない。
実際、こんなに借金(国債)しても、まだつぶれていないしねw

国ってのは、つぶれないものなんだ〜ふーん、、と私もどこかで思ってる。

なめられた国民

2008年4月12日
国の財政を一家の収支と例えればよくわかる。

ガソリンの税金(収入)がなくなりました。=今年から
交通費の支給がなくなりましたということだ。

さて、その家計をどうやりくりする?

交通費がもらえないのだから、歩いて出勤する=
今後「地元の人が必要な」道路は作らないし、補強補修もしない。
あるいは、消費者金融から借りるw=国債の発行

交通費がなくなればやっていけない、となれば、別の名目で
支給される(この場合は税を徴収される)ことが望ましい。

今度は環境税あたりでしょうか。
サミットも近いしw。

国民は一時的にはガソリンの税が下がってほっとしたかもしれない。でも、だからといって民主党の支持が上がったとは思えない。なぜ?

国民は本当はちゃんとわかっているからだ。
政治家のやりとりは、「学級会」にしか見えないし、
足の引っ張り合いは、外国への恥さらしにしかならない。

日本の中央銀行の総裁も決められない国なのか、と。

まして今回は両方が党の仲間割れをしている様子までも見えている。
個人的には、キレたあとの福田さんに期待したい。
キレた方がリーダーシップを発揮する可能性があるから。
でも道路族が強そうで短命なのかな。

今回、民主が2大政党にはまだ無理だということが露呈してしまった。
ガソリンを下げておけば国民はついてくるだろうと、たかをくくっているのだろう。
でも、それは農家にばらまいておけば、道路にばらまいておけば、という古いやり方と何も変わらない。しかも党内がまとまっていないから自民の足をひっぱるのではなく、日本の足を引っ張っている、そのことにも気がついていないようだ。

冷静なのは国民の方で、何かで減税されれば、どうせ何かで
増税されるのでしょう?と身構えている。
交通費がなくなった(国の)家計は、何かをしなくては成り立たないからだ。そんなの国民自身ががいやというほど良く知っているw。

消費が冷え込むだけです。
早く何かを決めてくださいな。

国策

2008年4月5日
プリウスは100%日本政府の支援で…なんて話が出たらしいけど
むしろそれくらい政府に先見と力があったならば喜ばしいくらいだw
それよりも、元北米社長クラスの人間ですらこんなことを流す
くらい、米国の車産業は大変なんだろうなぁと思うだけだ。

・・・でもドル安なんだからこれで勝てないのなら、ただ
実力がないというわけだ。

日本は資源国じゃないから、省エネの製品でがんばった。
円高になっても、企業努力でしのいだ。
そろそろ、国策として何か産業を育成させる方向付けをする時期。

で、見つけたのが次のニュース。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080405-00000932-san-soci

「白熱灯は全廃」蛍光灯へ入れ換えを 甘利経産相

うーん。
内容はたかが電球というものだけど、こういうのを発言した意味は
実は大きい・・・はずだ、と頑張って良いところを考えてはみたが
なんで今頃 白熱灯? せめて白色LEDへの転向ならわかる。

やはりずれてるのか、経済無視なのか。これが精一杯だったのか。
それとも、私などがわからない深い意味があるのか。
まさか、トイレの電球を全家庭で取り替えましょうの意味じゃないよね?

それでは、小さな政府じゃなく、ちっぽけな政府と感じてしまう。

好き嫌い

2008年4月4日
個人的なこと

話題

2008年4月2日コメント (2)
「上がったな。」
『そうねぇ上がったねぇ。』
父が電話に出てからの会話w。

日経平均の話だ。
正直なところたかが数百円上がったところで、父の塩漬け株達が
救われないのも知っているけれど、一応のコミュニケーションw

次の話題は当然ガソリン。
『そういえば、かなりガソリンが安くなったのでしょう?』
「うん。助かるよ。そっちはいくらだ?」

・・・しまった。
会話を振っておきながら、こちらの価格を把握していなかった(汗

『あー、車に乗らないし近くにスタンドがないのでわからないわ。』
「そっか、車がないと興味がないもんなんだなぁ。」

年金生活者にとって月1000円かもしれないが、負担が
軽くなることは嬉しいだろう。

灯油を節約している状況で、この冬、私が帰省したら大変なことになるだろうと、あきらめた経緯がある。
内地の人間にカゼでもひかれたら大変とばかりに無理して部屋の温度を上げるのがわかっているから。

やはり私の帰省は、夏にしようw
元々クーラーもないし、消費エネルギーはそんなに増えることがない。

それより小麦粉などのじわじわとした物価高の方が気になる。
医療費も上がる状況で、食べる物まで(母のことだから)国産に
こだわって苦労しているんだろうなぁと思うと、申し訳なくなる。

本来、そろそろ豊かになっているはずの私たちの年代が
親を養わなくてはいけないはずなのに。

**************

そういえば、朝ドラの方言、聞いていると違和感でくすぐったくなるw
もちろん私も生まれは北海道でも育ったのは「内地」なわけで
友人を作るために頑張って方言を覚えたわけで、ネイティブじゃないかもしれない。
・・・でも、札幌の20才なら「なまら」は使わないっしょw
少なくとも、私が通った高校では聞いたことがない。

この「っしょ」も「でしょ?」の「で」を省いた感じだと
私は覚えたのだが・・・強調されすぎ。

似たようなことを、京都人の彼も言う。
京都の方言として、テレビのドラマで使われていても、違和感が
かなりあることが多いようだ。

それから、○○県人の顔、といったようなものも彼はよく言う。
私が聞いた限りでは、二つの県の特徴を知ったようだ。
そういえば、今回のヒロインも一目で北海道系wには見えない。
だからといって、北海道系とやらの特徴を挙げるのは難しいのだが。

脚本の内容には関係ないからどうでもいいことだが、
その土地を知っている人間には、オーバー過ぎてくすぐったくなる。
これって、東北も沖縄も関西も・・・自分の地域のドラマになったとき、みんなそう思って見ているんだろうなw

むだ

2008年3月28日
結局、無駄な道路を作ろうとしていることが問題なのだが
民主党が財源をあいまいにしたまま(印象)なので
どちらもあやふやにみえてしまう。
古い橋がいきなり落ちたりしないようにするには、そろそろ
日本は補強しなくてはいけない時期に入っているのだが。

福島の高速道路を地元民が望んでいないという報道を交えて
サンプロで流しても、自民党は道路をしかも無駄な道路を
今後も作り続けるだろう。

道路には、実際に、地方で絡んでいたこともあるので
私はよくわかっている。
コースの選定はそもそも一部の農家を潤す。
なぜなら、国による買い上げは、売れないような土地も
高く売れるからw
農家といっても、この場合はたいてい大地主だ。
大地主は計画策定と同時期から次第に政治と癒着し、そこには
お金が絡む。
コースにしても、なぜここを?というようなルートはかなりある。これは他の地方でも同じだろうw
ルートはその地方の力関係を考えればわかるはず。

ルートが決まればw それにあった計画とやらを作り上げる。
実際に利用者がそこまで存在するのかどうかは、別問題。
そして、次第にそのルートに沿った自治体発注の仕事が出てくる。
そうなったら、たいていはとめられない。国民なんか無視。

国民は選挙で選ぶことができる。
党を?人を?何を?
・・・本当に選んでいるのだろうか?

今どこにも入れたくない人間にとっては、選ぶ相手が存在しない。

正直な気持ち。。。勝手にしやがれw

おにぎり

2008年3月27日
どうしても朝、あのお店のおにぎりが食べたくなって、
わざわざ開店を待って買いに走った。
ほのかに温かく、口の中でほどけるかたさも丁度いい。
できれば、もう少し小さめの方が好みではあるが。

「おにぎり、温めますか?」
北海道のコンビニでのマニュアルのセリフだ。
どこのコンビニでも聞かれた。
ところがこちらに来てからは一度も聞いたことがない。
このことを彼に言うと、「おにぎりを温めるなんて、へんだよ。
おにぎりというのは冷たいものだよ。」と笑われた。

そうかなぁ。
私にとってのおいしいおにぎりは、作りたての一口サイズのもの。
遠足の朝、残ったご飯で母がついでに作った、温かいおにぎりだった。

消費

2008年3月26日
アメリカの状況って、四半期が日本の1年のような速さに感じる。
起こる出来事も速いけれど対応も速い。
だとすると、2年半くらいで好転するんだろうか。
もちろんまだ底ではなくこれからが不景気本番と思っているが。

『日本は消費が少ない・・・というけれど、本当のところどうなの?
だって、薄型TVもDVDレコーダーも携帯も乾燥機も…他の国よりもよほど買っているように思えるのだけど。』
・・・確かにセカンドハウスを買う人はほとんどいないだろう。
でも家じゃない家電の普及率はかなりのものだと思うのだが。

『アメリカの消費って一部のお金持ちが散財しているってこと?』

さすがにアメリカに住んでいるわけじゃないので、彼も答えに詰まったようだが、日本人の消費に関してだけは答えてくれた。

「まず車。これは、今までのように夢の象徴でもなく、魅力ある欲しいモノでもない。車自体をどんなに設計変更しても、そもそも欲しいモノじゃなくなってしまったんだよ。」
『でも、田舎では交通機関が発達していないから車は必需品よ?』
「うん。でも昔と違って新車である必要がない。車がステイタスじゃないから。車が自分の明るい未来の象徴ではなくなったから。
中古車のとっても安いモノで十分なんだよ。ただの実需だから。」

『そっか。就職して今は薄給でも、歳をとれば豊かな未来が
待っている(終身雇用・年功序列)…なんて時代じゃないものね。』

「それから次に日本の家電の販売システム。これが価格を押し下げたわけで、競争が激しくなって自滅している。」
『あんまりピンとはこないけど、確かに価格は安くなってる。』

車を買わずそもそも欲しがらず、出来るだけ貯蓄することだけに
喜びを感じているのが次の世代だとしたら、今後日本の消費は伸びるはずがない。
そうなると・・・どんな未来が待っているんだろう。。。

理由なき

2008年3月24日
最近の事件では、被害者にその“理由”など理解できるはずがないものが増えている。
昼間人通りの多い場所を歩いていても、いつそんな災難に自分が
遭遇するのかわからない。

「ボクは男だから大丈夫だよ」
夜遅くに歩いて帰る彼は、平然と言っていたけれど、この近くで最近起こった事件はまだ解決していない。
心配性の私は言う。

『夜の車は、大半が飲酒運転と思ってもいいくらいよ。
人通りのない夜道を歩くときは、自転車にだって、注意してすれ違うほうがいいかも。犯人はまだ捕まっていないのだから。』

どんなに注意していても避けられない事だってある。
でも、今は信号が青だから、歩行者専用道路だから…
あるいは、恨みを買うような覚えはないから…
では防ぎきれない。
いくらこちらに非がなくても、防げなければ終わりだ。
そもそも文句を言う相手は捕まらないことが多いのだ。

警察だって万能じゃないから、多くの人間から変装したたった一人の人間を捜し当てるのはかなり困難なことだろう。
だったら、市民に協力を依頼すればいい。しかも迅速に。

それなのに、市民には情報公開の時期が遅すぎる。
人の記憶なんて、せいぜい数日。
最近、一年も前の事件の犯人の動画が公開されたようだけれど
翌日に公開されていたら?

今回の土浦市の事件だって、逃げている危険な状態なら、
すぐに道行く人に顔写真を配るなどしていたら?
駅に二人の配置じゃ無理だろう。
ひょっとしたら、警察の人よりも顔を見分ける能力の高い人が
一般庶民の中にはいるかもしれない。

法的に何か問題があるのかもしれないけど、一年たって公開できる程度なら、翌日でも同じことではないのかな。

命の重さ

2008年3月19日
昔、日本には尊属殺人の加重規定があって言い換えると
親殺しは罪が重く、子殺しは罪が軽かった。
その名残なのかどうかは知らないが、子供二人の殺人と大人二人
とでは刑の重さが違うことが多い。
(子供一人と大人一人なら、大人1.5人扱いだ。)
子供の命は軽く、大人は重い。

被害者が子供と大人でこういう差別をしている国なのだが、
加害者が子供と大人とでは、逆の差別をしている。
子供(未成年)は未来があるので情状酌量される。
・・・加害者が老人なら一切の酌量の余地はないのかなw
未来ある子供の罪は軽く(命は重い)、
大人の罪は重い(命は軽い)。

今回の無期懲役の判決は納得がいきにくい。
一人は自分の子供だったから刑が軽くなったのだろうか。
・・・まさかね。

殺意が認められてなお、あと何が必要だったのだろう?
計画性が必要条件ならば、誰だって“カッとなって”と
今後は計画性を否定するだろう。
そもそも犯行時に平常心であるほうが珍しい。

なんでもかんでも死刑が良いわけではないが、
終身刑のない日本では、無期懲役は軽すぎるのだ。
少なくとも、受刑者が実質数年で出てくることに
遺族は耐えられないだろう。

少なくとも、私なら許せない。

100

2008年3月13日
1ドルが100円を切ったので、彼がリストラされるのでは
なんて心配が出てきたw
・・・笑い事じゃない、他の会社も似たり寄ったりなのでは?

こんな非常事態なのに、日銀総裁空席なんて事態を作り出そうと
している民主党は、国際感覚ゼロとして次回は大敗するだろう。
国民には、自分なりの案のない、ただの反対党にしか見えない。

イヤなら別案を出しなさいw

…自民党も国際感覚はゼロに近いかもしれないがw、今回はまだましというところか。
日本は“まし”のレベルが低いなぁ。
どうも、あの大連立あたりからおかしくなってるw

12日に掲載されていた「JAPAiN」
要は今の日本は政治家が悪いのだという海外の目。
面白いのは、安倍氏よりも福田氏の方がまし、という見方をしている点。日本ではおそらくはどちらも・・・w
まして安倍氏が返り咲くなんてストーリーは国民としては受け入れがたい。そこは外国人の見方なんだろうか。

一つだけ納得しなかったのは、古いタイプの政治家に怒られるから改革派の官僚はやる気をなくした、とあるが、逆の話も聞いている。
慣例を守らないとお役人が政治家を怒るらしいw
・・・議会で予定外の質問したっていいじゃない?
というか、“予定”って何?w
公務員は余計な(予定外の質問で)残業したくないからでしょうかw
政治家だけじゃなく、官僚にも問題があると思う。

裏方は所詮裏方、オモテが余程おかしくならない限り
裏方は力を持つべきじゃない。

アメリカがすべていいなんて全く思わないが、大統領選挙を見る
たびにうらやましくなるのはなぜだろう?w
大統領は完全にイメージの人でお飾りだ。
裏方の能力が全てを決めている。
それでも投票はしたくなる。

大統領が変われば裏方も変わる、ここがいいのかもしれない。

・・・とにかく、リストラされないことを願ってます☆

貧困の村

2008年3月6日
http://www.nhk.or.jp/special/onair/080302.html

中国の都会出身の大学院生(ボランティア先生)の目線で、貧困の村をとりあげている。
日本人だから驚くというのではなく、同じ中国人が素直に貧しさに驚き、考えていく、という番組作りがよかった。

都会と貧困村の収入の格差は10倍以上。
生活のために借金をしてますます苦しくなる。
利子の仕組みも知らず、月利9.585%の高金利にも気がついていない。

中国は、日本人からは一つの国として国内同じ制度という錯覚を
与えるが、戸籍も農村戸籍が存在し、自由な出入りが制限されているらしい。健康保険の制度も、農村ほど整備されていない。
貧しい農村地域(貧しい国)と豊かな都市地域(豊かな国)という2重構造で成り立っている。

都市部の成長は急速で、高インフレを抑えるために金利が高い。
でも国が違うともいえる貧困村も、その高金利が適用されている。

「農村の収入は低いのだから、利率も同じなんておかしい。」
そのボランティア先生の言葉が印象に残った。

*********

中国といえば、食品問題。
これ以上追求しても無意味でしょう。
彼らは絶対に認めないのだから。オリンピック前に認めるわけに
いかない。

日本がやるべきことは、次の手だ。
信頼がおけないのだから、加工品も材料の原産国の表示を義務づけること。
輸入時の検査を徹底すること。
・・・かなりお高い中国製になるかもしれないw

答えを決めるのは、消費者だ。

中国では、日本から輸出したお米が港でストップしている、という。(もう、解決したかどうかは知らない)
一種の報復なんだろう。

こういう圧力のかけ方はさすがだ。
日本は、外国への圧力をかける方法を知らないのだろうか。
常に圧力をかけられっぱなしなのにw
株が下がっているのに、その国の通貨が買われる・・・なんて
世界でも日本くらいのことで、いったいみんな円を買って
どうしているんだろう?…日本の国債を買うわけじゃないしw
といつも思っていた。

彼にもよく質問していた。
「海外は、円を買ってどうしているの?日本株は暴落しているのに。」

正解かどうかは知らない。
でもここのところ、私なりの考えがまとまった。

(外国の)投資家はいつも儲けるために行動している。
でも、アメリカで不安が起こり、世界に波及する。
当然、どこの国の株も下がり、通貨も下がる。

そんな“有事”の時に買われるのはスイスフラン、というのは
よくわかる。でも、なぜ円?

・・・だって有事の時に上がる(儲かる)んだも〜ん

これがシンプルな答えなのかもしれないw
上がる発端はキャリートレードのまき戻しなのかもしれないが、
今の状況では、キャリーの規模も小さいのでは?

でも、こういうときに上がるモノは円、と海外では認識されてるのだろう。刷り込み?…なぁんて素人は思うw。

ポジションの手仕舞い という行為は、円が上がる。
色々なモノが下がる局面で上がるもの、…少なくとも下がらない
モノに投資するのは、当然のことなんだろう。
それ以上の理由なんか必要ない。
日本の国の財政状況がどうか、なんて関係がないのだ。

そっか、これをリスク回避と言っていたのかw
今頃わかったww

日本のGDP速報値が良かったからといって、円高になるわけでもなく、むしろ反応は円安のことも多い。
たいていの反応はパッシングだが。

今、日本の、円の存在意義は、リスク回避先ということ
だけにある。
リスク回避だから、平穏なときは誰も買わない。
景気がよければさらに買わない。
円で運用しても金利が低くて意味がないのだろうし。
それこそ、商品なら景気がよければ上がるのだから。

でも、今アメリカがリセッション入りする(してると思うw)
かもしれない、という状況では、とりあえずビールじゃなかった
とりあえず円、というわけだ。

・・・良かったねぇ。<円

元が、完全に変動相場制をとるまでのわずかな期間、
最後の花道?をもらえたわけだ。
もし今、元が自由に取引されていたら、円はすでにパッシングされていただろう。

・・・しかし
パッシングされたときの円は、かなりの円高なのか
それともかなりの円安なのか。
パッシングなのだから、あまり動かない ということかなww
円という通貨を取引する意味がない、というわけで。
そのときの水準は知らない。

しょせん素人の独り言です。
経済の話はお休みで、サンプロでやっていた警察の話。

ある時期に、警察が犯人不明の拳銃摘発を増やした。
書き間違いではなく“増やした”のだ。
発端は、違法拳銃の取締りを強化せよ という現場を知らない
どっかの誰かの一声だったのだろう。
おかげで、“成績”を上げるためには、検挙率を増やすことが
第一で、とにかくほとんどがやらせでの検挙だった・・・らしいw

やらせは良くないことだけど、TVでもよくあることで
報道を受け取る側もちょっとは慣れてるww
一人の刑事が何丁も何回も摘発 なんて聞いたら、あぁやらせかぁ、と思ってしまう。
宝くじに一生に何度もあたるはずもない。
(宝くじは強運によるので何度もあたる人はあたるらしいがw)

問題は、そこに絡んでいる裏金の問題だ。
今回の報道では、末端の捜査費が支払われていない という事だった。
しかも、支払われたことになっていて、カラ出張つきだ。
どこに消えたのか・・当然、その人(カラ出張したはずの人)
よりも上部の人間がその浮いたお金を使ったわけだ。

ゴルフ?温泉?飲食?

組織だってそういう裏のお金を作るシステムを作っている以上、マスコミが質問したくらいじゃ、ボロはでない。
それこそ、カイゼンが必要なんだろう。
少なくとも、警察を調べる完全に別の組織でもない限り
この組織のカイゼンはありえない。

日本は「カイゼン」というこの一言で、世界の覇権をつかんだのに。
国内では「カイゼン」しないことで、国民からの税の利権をつかんだ人たちがいる。

ある警察で同じ手段の自殺者が出ると、私は、またか
と思ってしまう。(・・・最近あったよね)
たぶん、そこで“何か”があったのだ。
自殺は偽造かどうかなんて、そこまではいわないw

でも、調べる人間も同じ組織である以上、いつまでたっても
改善されない。
こういうことに関しての被害者だと思う方たちは、横のつながりを強くすべきなんだと思う。

政府は、たぶん“本当に”気がついていないのだ。

格付け

2008年3月2日
いつも回ってるところでしか食べていなかった私たちが
たまたま回らない場所で食べた。
回っていても、流れているものをとるわけじゃないのだから、
理屈は同じなんだけど、やはり仕事が違うのか・・なんて雰囲気に満足する庶民だw

でも、たしかにほとんどお醤油を使うことがなかった。
煮きりが塗られていたりして、『そっかぁ江戸前ってこういうものなのか』なんて思ってしまった。

北海道のお寿司は、ネタはたぶん良い。
でも、一工夫というものがない。
しまいには、大きければいいのだろう? みたいなところもある。
食べているうちに、お寿司なんだか、刺身なんだか、生でつかみ食いなんだか、わからなくなってくる。
大きければいい・・・わけじゃないw

シャリとのバランスなのか・・なんて貧乏人なりに分析してみるw
彼も、私の「美味しい」の連発が恥ずかしかったのか、
(彼の性格上、これを恥ずかしいとは思わないだろうがw)
「ボクたちは、回るものしか食べていないから、なんでも
美味しく感じるんだろうね〜」とあきれたような言葉を残した。

お店の格にかかわらず、美味しいと感じられることは、
たぶん幸せだからなんだろうと思う。

*********

格付け・・・そういえば、今回のサブプライムでの一番の問題は
格付け会社なのでは?
S&P・フィッチ・ムーディーズ・・・
勝手に格をつけておいて、危ないと思ったら変更。
元々危ないモノだったのに。
リスクの計算ができないのなら、威張って格付けするべきじゃない。後から変更するのは、格付けした会社が無能ということで。

まぁ、格付けに依存して、自分の目で見ることをやめた銀行にも
かなりの問題はあるけど。

世界中をかき回しておいて、今でも、日本の企業のレーティングなどを平気で公表しているそれらの会社の胡散臭さが、最近
特に鼻につく。

彼らこそ、「最低の格付け会社」という格付けをもらうべきだ。

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