いつもの講習会w。
夜中　お酒を飲みだすと　私は彼の生徒になる。
経済も政治も苦手な私は　自分ではごく一般的な女性の
平均像だろう　と思っている。
彼には　私は不出来な一人の人間でしかないが。

たしか昔日本人一人あたりの借金は・・なんて話題が
よくあった。
でも最近の好景気から　借金はなくなったかのような
感覚でいた。あまり話題に出ないしw。
私の感覚なんて　こんな程度ww。

・・・とんでもない。

http://www.takarabe-hrj.co.jp/
ここの借金時計。

769兆の借金は増え続けている。
先送りしただけのことだったのだ。

『・・・ごめん　これでもピンとこない。』
「日本人の人口が1億人だとして　769万円の借金を
　それぞれ持ってる。3人家族だと2307万円。」
『・・・つまり？』
「例えば　あなたの年金が769万円分　なくなります
ということだよ。現時点の計算だけど。」

私の場合　何年分になるんだろう？w
たぶんもらえないんだろうw。

年金の話ではなく　現時点での話にすると
あなたの預金からその金額を減らす　といわれたら。。。
そもそも子供の分まで含めた預貯金のある世帯は少ないだろう。

少しだけ実感できた。
この少しだけ　というあたりが　
日本人らしいところなのかもしれないw。

彼には　こういう私の方が　理解できないようだw。
でも　私が直接作ったわけでもない借金。
しかも私には作ることも出来ない金額の借金。
実感しろ　と言うほうが無理だ。

普通の主婦・・として思い描くのは　母親と叔母と私の友人。
この誰からも　一度も　こんな話題を聞いたことはない。
それに比べて　年金の問題は　身近で分かりやすい。
国の借金は　身近に思えないのは　そのせいだろう。
自分が作ったわけじゃないし　金額が大きすぎるのだ。
そして　今　何も（返済せずに）暮らしている　という
実感があるのだ。
だから　なんの根拠もなく“なんとかなるんだろう”と思ってしまう。

消費税が安い日本なのに　ちょっと上げると主婦が騒ぐ。
そりゃそうだ。
もしも消費税を上げなければ　いずれは破綻して
借金返済のために　預貯金すべてを失う　と言われても
やはりピンとこないのだから。

これからの日本の教育は　小学生から英語を　ではなく
小学生から経済を　なのではないかしら。
わかりやすく身近なたとえを使った経済。
ちなみに　日本では経済は文系だが　普通は理系なのだ。　

こちらに来てから実は選挙に行っていなかった。
正直なところ　北海道のことならそこそこわかるが
ここ（本拠地）のことはいまだにわからないw。

で　一応誰がどんなことを主張しているのか
検索はしてみたが・・・わかりにくい。
ちっとも違いがわからない。
誰が当選しても大差ないように思える。

選挙って　主張している内容の差　が一番の問題なのに
それを直接まとめると　なにか問題があるのかしら。

○○問題について一言
××に関して一言
立候補者にとって一番の重点問題

・・こんな一覧表を作ってくれたらよいのに。
（でも長〜い“一言”を書かないでねw）

まぁ　実際“大差ない”と思っているから
国民は選挙に無関心になってしまうのだ。
今回みんな頑張って投票に行ったのは
万が一にも与党が勝てば
「このままでいいですよ」と意思表示したことに
なってしまうからだろう。
誰だってこのままじゃイヤなのだ。

かといって本音のところは　他の党も“大差ない”と
思ってはいるし　日本人は行き過ぎた期待を政治にもたない。
この「大差ない」という安心感が　与党支持だった層も
今回は野党に・・ということなんだろう。

お灸をすえる　にしたって「大差ない」安心感がなければ
こんなことはできないはずだ。
今後はどうせ　首相おろしで時間ばかりかかって
国民にとって大事な法案はおろそかにされてしまう。
わかっていてもこんなことをしたわけだ。

さて　問題なのは　お灸をすえられた　という自覚が
本当にあるのだろうか。
そして担ぎ上げられた党は　その予想を
良い意味で裏切ることが出来るのだろうか。

毎年　同じ時期に同じ行事をする。。。
こういうのって私にはあまり経験がない。
電車の中には　浴衣姿の若い女性達がたくさんいる。
そんな中でも私はいつものジーンズだw。

『私も浴衣って一度くらい着てみたかったなぁ。』
「え？着たことないの？」

彼には前にも話してあったはずだが。
小さな子供の頃は浴衣を着たことはある。
でも小学生以降はない。
成人式の着物も　着ていない。
雛人形とやらも　一度だけ飾ったことがあったが
翌年には　その人形はもうなかった。
だから　自分は家では　女の子じゃないんだ
と思うことにしたのだw。

＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊

一昨年　偶然みつけた場所。
二人で座ってビールで乾杯した。

「去年は本当に“来年は無理だろうなぁ”と思ってたんだよ。
D国に飛ばされそうな雲行きだったから。」

今夜の風は　花火の煙が流れる程度で心地よく
彼にもそんな風が吹くといいな　と思った。

食品のニセモノも多いけれど　ネットで
ニセモノダイアログ＝詐欺に 出会ってしまった。
“ドライブクリーナー”（実際はアルファベット）というモノ。
去年 流行ったようなのだが　はじめて見た。
なんとなくワクワク？w

アマチュア無線に関連する話になったときに検索していたら
いきなり遭遇したのだ。
（決してヘンなサイトを見てたわけじゃないw。）

そのダイアログの日本語が…なんというか　ものすごくヘンw。
“あなたの仕事やご結婚に・・・”（なんで結婚？w）
“インターネット歴史を・・”（ひょっとしてインターネット履歴？w）

要は　パソコンが危険にさらされているので　これをDL
しないと仕事も結婚も悪影響がでる　・・・らしいw。

『これ　例の詐欺よ。この“訳”ヘンだもの。』

その警告でダウンロードするかしないか聞いていて
彼が“いいえ”をクリックしようとしていたので　あわてて制した。

『悪意のある人が作ったんだから　“いいえ”もダウンロードするかも。』

実際には“いいえ”をクリックすると　そのサイトへ飛ぶらしい。
検索すると　色々なバージョンがあるようで　1行の短い警告ダイアログだと
×（閉じる）でもサイトへ飛ばされるようだ。
でも　とにかくダウンロードなどしなければ大丈夫…らしい。

とにかく　私たちはそのままリセットw。

確かに　日本語があそこまでヘンじゃなければ
一瞬だまされるかもしれない。
（それにしても内容がヘンだけどw。）

インストールされていないか　も確かめたし
一応ウィルス検索もしてみて大丈夫だったので　
見ただけで感染する（爆）わけじゃないけど　
なんだかイヤな感じだ。

朝の4時半まで　経済の講義を受けてた。
・・・彼からw。
あまりに私に知識がないので　どうやら不安に思ったようだ。
いくら知識がなくても　基本的に私はギャンブラーではない
のだけどなぁ。

「・・・で、こうなると○○になる。
これってどういう理由かわかる？」

こんなカタチで質問されて私が答えるという完全な授業形式だった。

えぇっ出来の悪い生徒ですが　見捨てるわけにも行かない
といった心境なんでしょうね。

「自分で調べたら？」と最初は言っていたけど　
結局　彼に答えを言わせてしまったw。
・・・どうせ調べたってわからないも〜ん。

飲めないはずの日本酒を　飲んでみよう　と言い出したので
一緒に飲み始めたら　こんなことになったw。
（私は普段は日本酒を飲まないけど飲めるw）
酔っているだけに　ちょっと促すと答えを簡単に教えてくれるw。

説明しているときに　ろれつが回っていないときがあって
かなり面白かった。
でも　私だって酔っているわけで…
明日にはもう　せっかくの講義内容を忘れそうだw。

○国の報道が真実とは限らない。

＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊

段ボール肉まんの話は　○国に滞在したことがある人間の間では
“あれって　ヤラセじゃないよね。。。”となっているらしい。
あまりにも劣悪な状況で　しかも海外にかなり広まってしまった
ということで　当局があわてて逮捕した　
…というのが正しい見方なんだろう。

なんせ○国は今　五輪に向けて　イメージチェンジをはかりたいわけだ。
今まで散々野放しだったニセモノや危険な食品に関しての取締りを
強化したのだが。。。
さすがに肉まんのイメージは払拭するには　強烈過ぎたようだ。
だから「逮捕」となった。
ヤラセです　と。

あくまでも・・・ウワサだw。

＊＊＊＊＊＊

原発にしてもそう。
黒煙を上げている映像や　炎を出して燃えている映像を
散々流しながら　鎮火のときには映像が全く流れなかった。
あくまで“言葉”のみ。

「鎮火しました。」

・・・本当に鎮火したんですか？
…と聞きたいんじゃない。
本当に「外」での火災だったんですか？　
と　私は聞きたかった。

炉とは別の　タービンのある建物のすぐそばが燃えていた。
確かに　今は完全に消化されているんだろう。
でも　あの炎・・・あの黒煙・・・
本当に外の部品だけの火災だったんですか？

私には　内部からの煙が伝わってきているようにしか思えなかった。

でもまぁこういうことは　炉が無事だったし〜w
なかったことにできるもんだww。

東電にとって問題なのは　その後の対応だ。
完全に政治に利用されて　最初は悪者にされるだけで
よかったわけだが
想定の設計（震度）が絡んでくると　おかしくなった。

その年代に作った原子炉は　すべて危ない　と公表したようなものだ。
なんせ（地震の）想定が　間違っていたわけだから。

これって下手すれば　日本全部の原子炉を止める可能性まであるのに。

こんなに安易に“想定外でした〜♪”なんて言っていいんだろうか？w

・・・彼らの“隠蔽”の感覚は　民間とズレている　
ということなんだろうか。

＊＊＊＊＊＊＊＊＊

注意！！

あくまでも　ウワサですw。
信じるも八卦　信じないも八卦。。。

17時過ぎに彼からメール。
「今日は食事して帰るので夕食はいりません。
　まにあいますか？」

先週も同じ様な内容のメールをもらった日があった。
その時私は
『うん。間に合いました。メールありがとう(*^-^*)』
と顔文字のサービス付きwで返信した。

今日は　またか　と思ったので
『うん。まだ作っていません。』とだけ返信した。
このメールに　彼が何かを感じたようだ。

毎週毎週　飲み会が多いので　そろそろ私が怒ったとでも
思ったのだろうか。

真実は　毎回“メールありがとう”と入力するのが
面倒だっただけだ（苦笑）。

18時に
「やはり食事だけでなく飲んで帰ります。」
とメールが来た。
そんなの　私からすると折り込み済みなんですが。

20時半には電話が来た。
「このまま　もう一軒行こうか　となるような雰囲気。」
状況説明なんかはじめてだ。
ましてメールじゃなく電話で　なんて。

21時半には　またメール。
「まだかかりそう。」

22時に電話。
「今　タクシー。」

彼の連絡の頻度がいつもと違う（多い）ことに気づき
私は面白くってw　そっけない返事をずっとしていた。
メールにも返信しなかったし。
（でもイヤミは全く言ってないw）

毎回　こういう頻度で彼が連絡してくるはずがない。
たまたま今日は　私が怒るかも　と
彼が不安に思っていたところへ
私の素っ気無いメールで　彼は私が怒っていると
思い込んだのだろう。
だからこそ　ほんのひと時　楽しんでしまったw。

“おぬしもワルよのぉ”　なんて声が聞こえそうだが
いつもイジメているわけじゃぁない・・・はず。

先日　彼が
「おなかがいっぱいで苦しい」といつものように騒ぎ出したとき
そういうのは“自己チュー”だと告げた。

後日言葉が足りなくて彼のことだから勘違いしているだろう　と
思って確認したら　やはり本当に言葉通りに受け取っていた。

・・・言葉って難しいw。

『私は“おなかがいっぱいだ”と言われること自体が
　イヤなんじゃないのよ。
　その時に“早く帰ろう”と急かされるのがイヤなの。
　ゆっくり食事を楽しみたいから。
　・・・ひょっとして勘違いしていたの？』

「うん。」

あらまぁ　なんとも素直なw。
というか今回は　私の言葉不足がよくなかった。
伝えたい気持ちすべてを言葉にすることは難しいものだ。

夜　お姉さんから彼に電話があった。
既に実家に帰り　母親の様子を見てきた　という。

実は彼はお姉さんから電話はないかもしれない　と
言っていた。
自分は避けられているのではないか　と。
以前　彼から聞いた話だと
彼＝実家につながる記憶　ということで
自分とは会ってくれないし　ずっと連絡もとっていない
とのことだった。

なぁんだ　気にしていたのは　彼の方だけじゃないの？
しかも　お葬式にも出ないかも　なんて思っている彼の
予測に反して　彼女は既に実家に帰っている。
拘っていたのは　彼だけなんじゃないんだろうか。

以前は　ひょっとしたら本当に彼を避けていたのかもしれない。
でも　お姉さんは　いつまでも引きずらなかった。
ちゃんと乗り越えてオトナの行動をとっている。
いつまでもうじうじと過去のつらい思い出に浸っているのは
彼だけなんだろう。

ボクは不幸な家庭に育ったから・・・云々。

・・・それが何か？
　　　　今幸せになればいいじゃないの？

　
そして　私は思った。
彼が話す　彼の特別な環境　とやらを鵜呑みにしては
いけないかもしれないと。
特別に仕立てているのは　彼自身なのではないか　と。

＊＊＊＊＊＊＊＊

だれだって　自分は“特別”だ。
自分の過去をすべて知り尽くしている他人はいない。
おおまかに知っていたとしても　その心の中は
他の人間にはわかるはずもない。

精神面では　確かに不幸だったのかもしれないが
経済面では不幸とは思えない。
そういう程度なのだから　過去ばかりみないで
今もみつめるべきだ。

彼にはわからない　私の“不幸”だってあるわけで
私がことさら強調したり　今更ぐじぐじ言ったり
しないだけだ。

私の家は　友達も連れて来ずらい家だったことは　
幸せな家庭だったということなの？
彼にはわからない。

親とのケンカで　首を絞められたことだってある。
それは　幸せな家庭でおこること？
一度も叩かれて育ったことのない彼に　叩かれるのは
当たり前だった私の家は　幸せな家庭だったわけ？

・・でも　今　私は親との付き合い方を身につけた。

・・私はどうして　相手を傷つける言葉をわざわざ選んで
言ってしまうんだろう？

わかっていて　彼にトドメみたいな言葉を言った。

『幸せも不幸も　みーんな持っているのよ。
　不幸だと思っている人間でも　他の人から見れば
　十分幸せだと思うものよ。
　要は　幸せと不幸と　どちらに本人が
　目を向けているか　それだけのこと。』

彼に
『あなたは自分を不幸な環境で育ったと思っているみたいだけど
　あなたの不幸なんて　たいしたことないのよ。』
こう言ったのと同じだ。

実際　そう思うのだから　訂正はしないけどw。

＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊

こういう攻撃的なw言葉を発した私に　彼は攻撃し返した。
「もう　ふたつ星には　自分の実家のことは
　一切言わないようにするよ。どうせわからないだろうし
　イヤな気分になるだけだろうから。」

あぁ　でたっ。スネスネw。

だから私も攻撃w。
『そうなると私は　もっとあなたを理解できなくなるわね。
　（…それでもいいのなら　何も言わなくてもいいけどね）』

言わなければわからない。
これが私の今の信念。
わかって欲しくないのなら　話さなければいい。
でも　少しでも　私にわかって欲しい　とか
あるいは　歩み寄りたいと思うのなら　ちゃんと情報開示を
して欲しい　というわけだ。

彼にも　さすがにこの脅しは通じたようでw
その後　少しずつ　出来事を話し始めた。

＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊

それとは別に
彼の部下で　ものすごく家族を大事にするA君の話を聞いた。

先日いきなりA君が彼に言った。
「この前　父親は死んだようです。」
そのクールな言い方に彼は驚いたようだ。

聞けば　複雑な環境だったようで　彼が驚いたのは
そういう複雑な環境に育ったのに　A君がものすごく
今　家庭を大事にしていることのようだった。

・・・それって　複雑な環境に育ったら　家庭を大事に出来ない
と思い込んでいた　ということ？
実際彼は　A君ほど複雑ではないのに　自分は不幸な家庭に
育ったから　幸せな家庭は築けない　と思い込んでいる。

ふぅぅ。
A君に言ってもらいたい。
彼の家庭程度で　不幸だった　と嘆いて
今も引きずっているのは
かなり子供じみている　と。

彼から見ると“幸せな家庭”に育った私の言葉は
全く聞く耳を持たないのだから　A君の言葉なら
聞くかもしれない。。。

＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊

彼は実家に帰るかどうか悩んでいた。
それで　お姉さんに連絡をとって　一緒に帰らないか
と誘おうとしていた。

『どうして“一緒に”なの？』

「一人で帰るのはイヤだから。」

？・・・どういう意味？
実家というものはつらい記憶だったという彼にもまして
お姉さんは　もっとつらかったのではないんだろうか。
誘う理由がそんなこと？あくまで自分のため？

もちろん　本音のところで　自分が誘わなければ
お姉さんは今後も実家に帰ることはないだろう　と
彼が思っているのも知っている。

でも　彼の口から出たのは　そんな言葉だった。

『それって　なんかおかしい。
　お姉さんは　帰ろうと思えば　自分で帰るだろうし
　帰りたくない相手を誘うのなら　それなりの覚悟が
　必要だと思う。
　なのに　自分のつらさが半分になるから？
　だから“一緒”なの？
　あなたはお姉さんを守る覚悟があって　誘うわけ？』

・・・言い方　キツイかったかw。

↑こんな言い方をしたために　彼はスネたわけだw。

私が彼と暮らし始めてから最近まで
部署での飲み会は年に2、3回だった。
（お客さんとの飲み会は仕事なので除く）
ところがここ最近　週に2、3回飲み会がある。

『最近、飲み会が多いよね。』
「言われてはじめて気がついたよ。確かに多いかも。
　でも　部署が解散するから多いんだ。」

彼はそう言うけど　違うと思うw。
本当は元々　飲み会が多かったのに　この数年
あまりにも忙しくて　飲み会をしなかっただけなのだろう。
今　ヒマになったから　本来に戻っただけのこと。
いくらなんでも　“お別れ”を理由にここ一ヶ月　
似たようなメンバーで何度も飲み会しないでしょw。

責めるつもりは全くない。
ただ　私には　彼はこういう人　と思っていた事が
本当は違っていたのだから　認識を変えよう　と思ったのだ。
そうすることで　別の勤務地になって　飲み会が多くても
納得がいく。

別に帰宅するのがイヤになって飲む機会が増えたわけじゃない
…とかねw。

彼も何かを感じたのか　
飲み会が多い理由や　そのことに私に言われるまで
全く気がつかなかったことなど　説明をはじめた。

うーん　そんなのどうでもいいんだけどw。
要は　今までは　彼の普通じゃなかった　と
私がわかれば　それで終わり。
要望としては　急な飲み会なら連絡してくれたらそれでいい。

自分に関して　も認識を新たにした。

彼の飲み会が増えようが　寂しいと思わない。
むしろ　最近の極端に早い帰宅時間で
私自身の自由時間が減った感覚すらあるw。
（こんなこと申し訳なくて言えないがw）

彼と一緒に暮らしていながら　平日の私は睡眠も含めて
22時間　自分だけの自由時間だったのだ。
そんな私には　週2、3回の彼の飲み会は
自由時間が増える感覚で　寂しいなんて思うどころじゃない。

・・こうして書くと　私ってなんて薄情なんだろう。

今日は飲み会なので夕食はいらない　とでかけた。
ところが18時半「今日は飲み会がなくなりました」
とメールが来た。

え？まずいっ。冷蔵庫には何も入っていない。
週末は×県に移動するので月曜日の冷蔵庫はからっぽ。
どうせ私一人分だし　と何も買わずにいたせいだ。
あわてて買い物に行こうとしていると　さらにメール。

「急だから、一生懸命作らなくていいよ。」

・・・こういうとこが嬉しい。
でも私は天邪鬼なので　喜ぶご飯　にしたくなるw。
時間に追われながらも　好みの夕食を作った。

＊＊＊＊＊＊＊＊＊

ひょっとしたら　彼は私の言った言葉を
気にしているのかもしれない。
“自己チュー”

いや　実際そうだと私は思うのだけどw。
彼なりに（勘違いしているようだが）
自己チューかもしれないと思い始めているようだ。
それで気にして　上記のメールになったのかなw。

しきたり風習社会慣習　そういうものすべてにとらわれず
自分の思うままに暮らしている。
いわゆる同棲をしているわけなのに　
私の親にいまだに顔を見せる予定もない。
もちろん結婚の予定もない。

すべて双方の合意とはいっても　実は彼が強く望んだから
というだけのことだ。
私が譲歩しただけ。
私と同じ価値観の人ならば　今頃は親にも当然のように会い
3年半以上も一緒に暮らしているのだから
当然のように籍くらいは入れている。

この状況は彼の自己チューがもたらした
と彼は気がついていないんだろうかw。

譲歩したわけだから　籍を今すぐ入れたいとも思わない。
けれど親に会う件は　まだ完全譲歩した覚えはない。
交渉力は彼が上なのはわかっている。
でも私は持久力があるw。
絶対に粘って落としてみせるw。

会うくらい減るもんじゃないし　いいじゃないっ。

彼が「自己チュー」として認識したのはとりあえず
“おなかがいっぱい”と騒いではいけない　ということらしい。

・・・全然わかってないかも。

『あなたって自己チューだよね（笑）』
「どうして？」
『そんな風に満腹になったら　相手の気持ちも考えずに
“さっさと帰ろう”しか言わなくなるからw。』
「でも　本当におなかがいっぱいなんだよ。」
『…だから自己チューなのよw。
　自己チューのヒトは自分が自己チューだと気がついてないし
　みんながこういう主張を当然するものだと思ってる。』
「・・・」
『でも自己チューじゃないヒトは　相手の様子をうかがって
　そういう言葉を言えないものなのよ。』
「・・・」

外食で満腹になると　私が食べていようが
“おなかが苦しいからさっさと帰ろう”と言い始める。
その後（家には食糧が何もないのでw）朝食の買い物を
しようとすると　さっさと買い物を済ませて帰ろう　とうるさい。
私は　こういうときの買い物は短時間な方だけど
お店に入る前から何度も言われるので　辟易としていた。

それで土曜日　上記の会話となったわけだ。
クスリが効きすぎたかもしれないw。
今日日曜日の夕食後も　やはり満腹になった彼は
「ふたつ星はイヤがるだろうけど…おなかがいっぱいだ」
とおそるおそる言ったw。

おなかがいっぱい　という言葉をイヤなわけじゃない。
食後　ゆっくりしたくてもあわただしく席を立ち
追い立てられるように家に帰る　というのがイヤなだけ。

＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊
お店選びのときも　似たような話題になった。
「ふたつ星は　何が食べたい？」
『なんでもいいわよ。』

このなんでもいいには　理由がある。
○○が食べたい　と言っても　却下されることが多いから
言わなくなっただけのこと。
でも彼は気がついていない。
私には　主張がない　とすら思っているのだろう。
お互いに主張し合って　お店が決まらずにウロウロ
することの方が　私には苦痛。
だから　お店も食べる物も　どうでもよくなる。

彼は　自分の“気分”に左右される。
そのくせ　その気分とやらは　はっきりしていない。
だから　何度もお店の前を　行ったり来たりする。
（ここの前を通ったのは3回目だ）
なんて思うと　もうどこでもいいじゃん　と思う。

でも　彼はこだわりが強い。
本人は気がついていないようだが。
今日は○○の気分じゃない　ということで何度も却下する。

『あなたはモテないわよねw。』
ダメ押しの攻撃w。
『私としてはそれで別に構わないけどw。』
「どうしてモテないの？」
『自己チューだし、優柔不断だからw。』

あぁ…言いたい放題だw。
でもこういう言葉で怒らないからいいのよねw。

（ヒミツ追加）

彼の友人に北海道出身者が2名いる。
私も転勤族ではあったけど
ほぼ北海道出身者といっていいだろう。

『北海道出身の人間の特徴ってある？』
「…あぁ、あるかもね。」
『どんな特徴？』
「細かいことを気にしないことかな。」

・・・なんかびみょーw。
しかも　ひと括りにされたH君とO君というのが
結構　クセ者のように　私には思えていたからw。

『あれっ？昔　私のことを“細かいなぁ”とか
　言っていなかったっけ？』

・・・彼の返事はない。
覚えていないのか　思い出したくないのかw
（このあたりは2年くらい前の“ハナシ”だ。）
そっか　あれから　彼も認識を変えたのねw。

私自身も気がついていた。
個人レベルでは違いはたくさんある。
でも“北海道人”みたいなくくり方をすると
おおまか　おおざっぱ　というのは特徴なんだろうな　と。

彼を見ていると思う。
細かいことを気にしている　と。

彼は　古都の文化圏にいたから
地球規模で言えば　彼はヨーロッパ的で私はアメリカ的
という感じなんだろう。（えっ？w）

そして　彼がよく口にするのは　イナカだったり
ミヤコ（都会）だったりする。
北海道は元々ミヤコじゃないし辺境の地だから
自分がイナカ者だと認識している。

彼には　↑こういうイナカ者は許せるようだ。
でも許せないらしいのは
イナカ者なのに　そうじゃないフリをしたがること。

私にしてみたら　ふーん　だからなんなの？
と思ってしまう程度のことなのだがw。

確かに　私も　一人しか知らないがw
京都人の特徴として
“細かいなぁ”と思うw。
イメージとしては　ちまちま　かなw。

どうでもいいじゃんそんなこと　ということを
彼（彼ら？）は大事に感じているようだ。

おおざっぱな人間なので　不快に思われたらご勘弁をw。

彼は面接だった。
正直なところ　これで決まる　と思っていたのだが甘かった。

彼も　ストレスを感じているようだったので
「大丈夫よ。運勢的には今月は良い方向に決まるわ。」
と自分でそこまで信じてもいないのに　占いを持ち出してみた。
でも・・・しょせん占いだったわけだ。
彼は　期待していてがっかりする　というのを一番嫌がるので
占いなんか持ち出したことを後悔した。

結局　振り出しに戻ったわけだ。

会社から駅へ向かう途中に彼が電話をしてきた。
それで今日の夕食のメニューを伝えた。

『あのねぇ♪…水煮牛肉を作ってみました。』
「えー？…ショック。」

え？　ショックって…そんな言葉は予想していなかった。
私の方こそショックだわw。

『どうして？好きだって言ってたでしょ？』
「現地の味を知らないのに
　…チャレンジャーだなぁと思って。」

そっか。
どんなモノを食べさせられるのかと不安なのねw。

私は水煮牛肉を日本で2回しか食べていない。
彼に言わせると　どちらも本物とはかなり違う　
という。

一度目は四川料理なのに　そもそも辛くなかったw。
二度目は　全く花椒の量が足りなかった。
日本の山椒は使っていたがw。

だからよく彼は聞く。
「日本では　花椒は高いの？」
詰め替え用ホールの一袋が100円なら安いけど
それが毎日毎食消費されてしまうのなら
外食産業としては「高い」のかもしれないw。

あ　そういえば　私はまだ日本の山椒を
使い切ったことが一度も無い。
いつも賞味期限切れで　次のビンへ…となる。
だとすると日本で中華がバカ高いのは　スパイスの値段の
せいなんだろうか？w　　なんてね…違うかw。
とにかく　中華料理　と呼ばれるだけで　バカ高い値段を
払っているのは　おかしなものだ。

さて。
今夜のメニューに対しての今までの彼の反応（2回分しか
知らないがw）とネットで探したレシピで　大体の味を
あくまでも“想像”して作った。

ふふっ
やはりチャレンジャーなんだろうw。

たった一つ　どうしたらいいのかわからなかったのは
あるレシピでは　お砂糖を使っていないのに
もう一つのレシピでは　お砂糖を使う。
彼はどちらの味を現地で食べたのだろう？
仕方がないので　少しだけ甘みをつけたw。

焼肉は塩味のみなのに　すき焼きはお砂糖がないとだめ
って感じよね。
煮るわけだし？甘い味でもいいか　と思ったのだが。。。
（結果として　甘みは不要だった。）

帰宅後　出された物を見て
「見た目はかなり似ている」と言った。
つかみはオッケー？w

味は・・・
「食べたことも無いのにかなりイイ線いってる。」
とのこと。

ふぉっふぉっふぉっ　という気分w♪

正直なところ。。。
本場の四川に近い味にしたかったら
花椒をジャリジャリいうほど使いw（大さじ2杯以上w）
唐辛子をこれでもかというほど使い（10本以上w）
あまり炒めすぎないことと
あとはいつもよりも　塩辛い味付けにしたら
大体は合格するように思うw。

どうせ相手の味覚はマヒして微妙な味なんか
わかるはずもないのだ。
豆板醤？ドウチ？花椒？おそらく舌がマヒして
それどころじゃぁないww。
マヒの仕方は特有だから　そのスパイスが入っていることが
かろうじて分かる程度だ。

ついでに　作った当人の私は油のニオイで満腹になって
ほとんど食べられなかった。
これはちょっと問題アリのメニューかも。。。w
水煮牛肉は　スープは飲まずに　お肉を拾って食べるもの。
でも　油の量がハンパじゃない。

実際にこうして作ると　中華って（ダイエットの意味では）
食べるのが恐ろしくなる。
麻婆豆腐にしたって　水煮牛肉にしたって
結局最後に油を加えるのだから。

蛇足。
私の作る四川は　たぶん普通の日本人なら
食べられないクラスの辛さだw。
作っている私自身が　味見しただけで大汗かくくらいw。
もちろん　日本にある中華料理のお店で“最高に辛くして”
と頼んでも　私の作ったものよりも辛くなったことがない。
日本国内の中華は　しょせん日本人向けの料理にすぎないようだ。

（しかも高級すぎるし〜ww）
・・・そうだよね。
日本人だって毎日の食事に　1万円を払うはずもない。
あ　高収入の方の「暮らし」は知りませんがw。
現地の「元（げん）」価格は　そのまま10倍すれば　
大体日本の感覚に合うという。
・・・とりあえず今はねw。

それでも外食を日常に取り入れている度合いが違うので
外食の値段は　ものすごく安いものから高いものまで
ピンキリだけど　…日本で月収1万円（10万円）のヒトは
日本でも毎食200円（2000円）の生活はしない。
そういうことだ。

日本の中華料理は　本物でもないのに高すぎる。
（結局、言いたかったのは　これ↑w）

何の関連もないけれど　いきなり方言を思い出した。

「いたましい」

目をそむけたくなるほど悲惨である。痛々しい。
「―・い交通事故」「―・い姿」

というのが一般的だろうけれど　北海道で面白い使い方を
しているのを耳にして　違和感を覚えた。

例えば　賞味期限を過ぎている物に気がついたとき
「あぁいたましい。」といったような使い方。
＝もったいない　の意味だ。

最初聞いたときは　びっくりした。
このヒト一人だけが勘違いして使っているのだろうか
と思ったが　どうやら北海道の方言だ　とわかった。

私は人生の半分以上を北海道で過ごしたが
親は北海道の人間ではなかったために　家の中で
使われることばの大半は関東の言葉で　一部関西w。

ゴミを捨てる＝ゴミを投げる　という方言には
住んでいるうちに慣れたが　この「いたましい」の
使い方だけは　いつまでたっても慣れなかった。

タイトルとは無関係だが。。

○フーのヘッドラインで頭髪醤油の話が載っていた。
私も4月8日の日記で書いたが　その時にこの話題も
彼から聞いていた。
さすがに気持ち悪くて書かなかったが。

BSEも怖いけど　ほとんどの食材を例の国から輸入している以上
そちらのチェックも厳重にしてほしいものだ。
まぁ国内でもあやしげなお肉の加工品は出回っているわけで
モラルのない人間はどこにでもいる。
問題はそのチェック機構が正常に機能しているかどうかだ。
そしてそういう業者を許さないという消費者の行動が大事なんだろう。

＊＊＊＊＊＊＊＊

週末の夜中　彼の実家から電話が入った。
珍しいことだったし呼び出しが長かったので
何かあったのかも　と彼を起こした。

彼のお母さんが入院したとのこと。
電話の様子では　戻ってこられないのか？と聞かれて
今は無理だと答えているようだった。
かなり素っ気無い受け答えをしてはいたが
電話を切って再びベッドに潜り込んだ彼は
眠ってはいないようだった。

私は何も言わず　彼が眠れないことに気づかないふりをした。

＊＊＊＊＊＊＊＊

彼がごく普通のヒトwだったなら　“今度の週末にでも
実家に一度帰ったら？”と私は勧めただろう。
でも　たぶん彼はそう言われたら　
「行っても何も出来ないしいいよ。」と答えるだろう。
そして言われたことが彼を余計につらくさせる。

“普通の家だったら・・”
よく彼が言う言葉。
どこまでが普通でどこからが普通じゃないのか
誰もわからないはずだけど　本人がそう思っているのだから
どうしようもない。

そして彼だって本音は母親を心配しているだろう。
でも　行けば実家に絡みとられる。
そして父親から言われる言葉も　私ですら想像できてしまう。

もしも　父親だけになった場合
彼は　ますます実家から足が遠のくのではないだろうか。

彼の父親に愛情がないわけではない。
でも　表現の仕方がわかりにくいし
少し…かなりねじれている。

確かに　彼の家を思うと　私は普通で平凡な家庭に育った
という幸せを感じてしまう。
もちろん一緒に暮らせばケンカばかりしていたが
こうして離れれば　電話だけだが相手への気遣いを
示すことも出来るし　受け取ることも出来る。
今　離れて　私は親との関係が安定してしかも良好だ。

ふるさとは遠きにありて・・・
あれって　親のことなんだろうな。

このくらいだったわけね。

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