ようやく自分なりの考えがまとまった。
といっても、どうせ政府の決定には関係ないだろうけどね。

大きく分けて、まず共通の問題点がある。
賛成派も反対派も、細かな見通しをした分析を国民に示していない。
おそらく出来ないからだろう。分析力のなさが問題なのか。

見通しが立たないものをやる、というからにはそれなりの覚悟がいるわけで
それだって覚悟するからには見通しをそれなりにしているうえでのことだ。
なのにそれぞれが叫んでいる。
「○○という危惧がある」
『○○という危惧なんて考える方がばからしい』

・・・どちらも何も説明していませんが?w

賛成派は主に輸出業者しかも今まで国が支援してこなかった分野だ。
さて、この分野、本当に今TPPで恩恵があるのかね?
その恩恵が5%として、それなら為替を5%円安にした方が
よほど幅広く効果があるのではないかな?
(為替介入より効果があるのは円の流通量をほんの少し増やせばいいのだ)

反対派は、か弱い農業の話を前面に出す。
しかし本当にか弱いのかな。
平均年齢が68だっけ?そんな平均的な人たちではないかもしれないが
その過保護に守られた業態をかいくぐって独自に切り開いている
農家にとっては賛成なわけだ。

医療に関しては、ダレもわからない、というのが本音だろう。
こうなるかもしれない、と反対派は危惧し、そんなばかなことはありえない
と賛成派は押しのける。
でも、どちらにも根拠はない。

こういうところが日本政府の分析力のなさなのかな、と悲しく思う。

私がひっかかっていたのは農業の分野でのみだ。
あんなに今まで保護されていてさらに最近では個別補償までされて
他の業種にいる人間としては、甘えてんじゃね~よ
と思うわけなのだ。

つまり、農業がもう少し大海に出て荒波にさらされることは賛成、
でもそのために他の業種まで巻き込むのはやめてよ、ということで
農業改革さえやってくれたら、TPPなんぞやめていいのだ。
TPP反対ただし農業改革(開放)を行うこと、これが私の案だ。

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