情報

2010年11月11日 日常
個人情報が、ある個人の「正義」という主義主張にもとづいて
公開されるべきだ、として流出したら?
・・・少なくとも、私は個人情報を公開はしてほしくはないが。

何が正義なのか、正義とはなにか。
何が正しいのか悪いのか。
歴史が後に語ってくれることで、現代の人間には決められない
場合が多い。
しかも正義は時代によって変化するものだ。
だから、人は法にもとづいた行動をするしかない。
法を犯せば罰せられる、それだけのこと。

で、今回の尖閣。個人情報ではない。けれど、個人の「判断」
で流出したモノであることは確か。
流出させた人間に「正義」という意識があまりあったように
思えなかったことが意外だった。
公務員である以上、その後の自分がどうなるかくらいは
想像できただろうに、と普通に思ってしまうわけだ。

それで、彼が言った。
「今までは0.001%が流出させる可能性があるとしたら
それはものすごく覚悟した上で流出させる人だったわけだが、
今は、もっと軽い気持ちでやっちゃう人もいるわけで、そうなると
ひょっとしたら1%くらいにはなっている。
絶対に漏れないシステムというのを作るのは無意味な時代が
やってきているのだと思うよ。
漏れるのは想定内、というものを作らなくてはいけないのだろうね。」

アメリカではイラクの情報がウィキリークで流れたばかりだ。
米政府も、隠すのは無理と諦めたようだ。

『情報が、流れ放題なんて、なんだか一つの世界の終わりみたいね。』

*****************

「公開されていないから、流出事故なんか起こるのだ」と若手の議員が
追求した。
ちょっと苦笑。
個人情報も公開していないから、流出事故が起こるわけだが、
・・・公開すべきというわけか?w

尖閣に関しては、私は英雄扱いもしないけれど、マスコミが騒ぎすぎ
だと思う。
本人はそこまでの重みを知ってやった事ではないのかも知れない。
だとしたら、ちょっと気の毒とは思う。
でも、法は法。今その法があるのなら、裁かれるのは仕方がない。

わかりにくければ、会社を想定したらいい。
会社にそむくのは、自分の会社生命を絶つ。
その覚悟を決めてやるのなら、自分の正義を通したことになるけれど
会社にはもう自分の道は残っていない。

ウィキリークに関しては、今日彼が偶然動画を発見して
私に見せたけれど、私は途中で見るのをやめた。
『どうしてヘリからこの人たちを撃つの?』
「わからないよ」
『だって、一発もヘリに向けて撃っていないでしょ?
大体、何も持っていないし。』

そこで、見るのがイヤになった。

でも。
そのウィキリークは、主要先進国では取り上げられたのに
やはり日本のマスコミというか特にテレビでは軽い扱いだ。
何か報道規制でもあるのかなw

「日本のマスコミは、何かおかしいね。」
『以前のことをそんなに知らないのでわからないのだけど
何がどうおかしいの?』
「何かに首根っこを押さえられているみたいだ。
報償費とか何とかあるんじゃないの?あんなの一度もらったら
一生言うことをきくしかないよねぇ。」


情報は、怖い。
管理している人間を私は知らない。
管理している会社すらわからない。
でも、カードを使えば、SUICAを使えば、ポイントカードを使えば
何らかのデータが蓄積される。
市町村のデータすらどうなっているのかわからない。
外注が良いことだと洗脳されて、日本のすべてが海外に
もって行かれてしまう可能性もある。

クラウドなどという怪しげなものを押し付けられて
また日本は食い物にされてしまうのか。

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