今期の冬はカゼをひかずにすんだ、と思ったのに
彼は3日に京都駅で吐き気、その後数日なんともなかったが
5日目あたりから、鼻水というカゼの症状はとまらず。
熱はでないのでインフルでもなさそうで、ひたすら
本人が耐えるしかなかった。

で、14日、今度は私が吐き気。
その吐き気は突然で、まるで何かにあたったような感じ。
でも、その日やその前日は、あたるはずのない手作りで
しかも加熱したものばかりの食事。
(作るときには手洗いに結構気をつけている)
吐き気は2時間ほどですっかりなおった。

それで、ふと、3日の彼の症状を思い出した。
駅で数時間気分の悪さに苦しんだ後は、普段どおりになっていた。
その5日後にひどい鼻水の症状。でも熱はない。
これって、彼のカゼがうつったのかもしれない。
事実、今日は私は鼻水に悩まされた。

・・・これって、熱は出ないけど、あと一週間くらい
治るのにかかるのかなぁ。
マスクって、こういう人間には不便なモノなのだ。
・・・つらーいっ。

***********

さて、JALの話。
やはり、あそこは消えるさだめなんでしょうか。

彼が言った。
「もし、JALがここまでダメにならないうちなら・・・」
『なに?』
「発想を逆転して、“美味しくないもの”だけど
“本場の味”を食べさせるお店を展開していたらよかったのに。
日本製品は一切使っておりません、・・・みたいなw」
『不味いもの? しかもどうしてJAL?』
「ボクだって、今ならあの不味い中国の食事を、もう一度くらいは
食べてみたいと思うんだよ。それにふたつ星にも食べさせたいと思うし。」

『でも、そんなに四六時中行きたい店なわけじゃないでしょう?
そんなお店で利益が出るの?』
「だから、高級でもいんだよw 今の日本人向けの味の中華が高級なのは
納得がいかない。あれはニセモンだからね。本場のは香りがきつすぎて
くさくって、普通の日本人にはつらいよ。」

『じゃあなぜJAL?』
「そりゃぁ、飛行機の貨物は、いつだって少しくらいは空いているだろうから
そこがタダになればやっていけるよ。」
『でも、それって、運ぶ、というだけの問題だから、むしろ
商社の方が向いているのでは?レストランのプロが関わる方が・・・。』
「まぁ、そうなのかもしれないけど、とにかく、JAL社員たちは
自腹を切ってでも美味しいものばかり食べてきたのだから、
その国の不味さが売れるなんてことには、気がつかなかったのだろうね。
結局、機内で売ったのは、ブランドモノばかりだろ?w」

・・・うーん、JAL以外でも、まだ気がついていないかもしれないぞw
イタリアンのしょうゆ味なんて日本だけだし、卵がダマになったカルボナーラもどき
だって日本ならOKってことか。
中華といいつつ、ラーメンのしょうゆ味だって味噌ラーメンだって、日本オリジナル
なんだろうとすぐにわかるけど、それ以外だって知られているものは、
たいていは日本で生まれたものだ。
あの国民食カレーだって、結局は日本オリジナルなわけで・・・
日本のカレーの原点は、結局は肉じゃが(ビーフシチューもどきw)なのだ。

地域性もあるのだろうけど、彼は中国では、エビチリなんかみたことがない
と言っている。・・・本当に?w
日本では、中国では水餃子が主で焼き餃子なんかない、と言ってるけど
ちゃんとメニューにあったよ、という。
それって、かなり地域色が濃いのでは?といつも思ってしまうが。
本場が日本人向けに変化したってことなのかもしれない。
まぁ、給食が懐かしさでうけたこともあるし、本場のしかも不味いからこその
本場の味、というものも、今後うけないはずはないな。

つまり、夢だの憧れみたいな付加価値を売る時代が終わったのかもしれない。
懐かしいとは言っても、それがホンモノである以上、その懐かしさもホンモノ。
寿司です、といってイチゴやキウイをのっけてるような寿司ではないわけだ。
(ちなみに、これは中国の日本料理屋)

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