なかそね翁

2009年10月5日 経済など
なかそね翁
人は年を取るとこうありたい、と思わせるものだった。
数年ぶりに見た姿はまだまだ健在だけど、どこかの党の
総裁選に出ていた人間よりも、よほど日本のことを思って
いるように感じた。それこそグローバルだw

もはや、権力への欲も執着も感じず、もちろん富への欲も
感じない。なぜなら、彼は一度は頂点を極めてしまったから。
この状態の人間が憂うのは、日本、という国の行く末だけだろう。


今でも、私は、彼の理想とするものは受け入れがたい。
当時から不思議だった。
なぜ改憲にこだわるのか。
それは、シラスのドラマをみて理解はできた。
たぶん、屈辱感。
共感はできないが。

アメリカが壊したものを元通りにしたいのが彼の夢なのだろう。
でも、時が流れすぎた。
今の日本人は、1条や9条は、よしと思っている。
なぜなら今平和が続いているから。

私の親の年代だって、さすがにそうだ。
まして私も。

彼の時代、政治家は理念を持っていた。
そのために手段として首相をめざした。
そして、それが目的になってしまったから、今があるのだろう。

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