ケンカを防ぐ方法をいつのまにか身につけていたのかも
しれない、と自覚した。
********
先日、あるアニメ(エ○ァ)の話から、小説の話になった。
このアニメは最初数話だけみたが、あまり乗り気じゃない。
気がめいるようなアニメをわざわざみたくないから、というのが私。
そもそもストーリーもよくわからない難しいモノに思えた。
こういう内面の追求って苦手だ。
勝手にやってよ、と思う。
わざわざアニメとしては見たくないのだ。
彼は、これが日本のアニメの最高峰なんだ、という。
オタクではないが、資料として知っているようだ。
彼もまだ全作見ていないのだ。
そんなとき、あるサイトで少なくともストーリーを理解できる
程度になった。
ストーリー重視派の私は、喜んで、彼にその話をしたのだった。
すると、完全否定された。
そういう解釈自体がくだらない、と。
(ストーリーを知ってしまうことは彼には問題じゃない。
=ネタバレを怒ったわけじゃない)
それで、私はかなりムっとしたんだ。
素で見たって、わからないとわかっているものを、
理解しようと努力したのに。
解釈も何も、事実さえつかめないアニメを前もって
知りたかったのに。
何がくだって、何がくだらないんだ?
***
「暗いから日本の純文学は読まないって人がいるけど、
それはお勉強不足だよ、とボクが若かったら言っていたよ。」
暗いから日本の純文学は読まないって人=まさしく私
そのものですがw
・・・だって、小説なんかw、私には気持ちを楽しませる
ためのもので、自分の気持ちをおちこませたくはないのよ。
作者の内面なんか知りたくもないのよっ
楽しい時間、安らげる時間が欲しくて読むのに。
お勉強だと思って読んだことなんか、一度もないわっ。
・・・悪い?
昔の私なら、すぐにそう言い返していただろう。
今でも、純文学をお勉強として読むつもりは全くないしw
昔の私と今の私が違うところは、まず、すぐに言葉に
しないことかもしれないw
彼は続けた。
「でも、このトシになると、そんな青いことは言わないよ。
どうでもいいって思う。」
・・・それに対して、言われないだけで、私が納得するわけじゃない。
むしろ、さらにバカにされた気分だけ増幅した。
彼に不満を残したままの帰宅となる。
言い返さない私も、それをムダと心得たからで、そこはオトナの証拠w
相手の意見を変えるほどの力を自分が持っていないのをわかっているからだ。
省エネw
帰宅後も、アニメの話題は続く。
それでふと気がついた。
私は、ストーリーに気がとられる。その意味なんか考えない。
まして、作者の思いなんかどうでもいいw
一方、実は彼も作者の思いなんか、アニメに関してはどうでもよさそうだ
と気がついた。
着目しているのは、技法だけだった。
文字を縦横に配置したり、こんなシーンの表現の仕方はこの時代としては
はじめてだ、と何度も見直したり・・・
『アニメオタクの話は何度も聞くけど、そういう見方をしているのは
聞いたことがないわ。あなたは職業を間違えたのかもね。』
これはたぶん、褒め言葉になったのだろう。
ここから空気が変わったから。
相手を非難し自分を正当化する言葉をぶつけるだけ、というのは
若い頃にはよくやっていたし簡単だ。
ケンカは増えるけどw
でも、相手の特質を褒めるほうが、ケンカを納めるのには
難しいけれど、うまくいく。
自分が納得する相手の長所であるから、非難しなくてすむ。
本当は、自分の正当化は満たされないけれど、話題がそれることで
とりあえずその場は納まる。
その後に考えたらいいのだ。
自分の考えが、本当に正しいのかどうか。
そして、自分の考え方だって、存在してもいいって証を
ゆっくり考えたらいいだけだ。
・・・でもお勉強で小説を読むなんて、私はイヤw
これは譲らん (-。-) ボソッ
しれない、と自覚した。
********
先日、あるアニメ(エ○ァ)の話から、小説の話になった。
このアニメは最初数話だけみたが、あまり乗り気じゃない。
気がめいるようなアニメをわざわざみたくないから、というのが私。
そもそもストーリーもよくわからない難しいモノに思えた。
こういう内面の追求って苦手だ。
勝手にやってよ、と思う。
わざわざアニメとしては見たくないのだ。
彼は、これが日本のアニメの最高峰なんだ、という。
オタクではないが、資料として知っているようだ。
彼もまだ全作見ていないのだ。
そんなとき、あるサイトで少なくともストーリーを理解できる
程度になった。
ストーリー重視派の私は、喜んで、彼にその話をしたのだった。
すると、完全否定された。
そういう解釈自体がくだらない、と。
(ストーリーを知ってしまうことは彼には問題じゃない。
=ネタバレを怒ったわけじゃない)
それで、私はかなりムっとしたんだ。
素で見たって、わからないとわかっているものを、
理解しようと努力したのに。
解釈も何も、事実さえつかめないアニメを前もって
知りたかったのに。
何がくだって、何がくだらないんだ?
***
「暗いから日本の純文学は読まないって人がいるけど、
それはお勉強不足だよ、とボクが若かったら言っていたよ。」
暗いから日本の純文学は読まないって人=まさしく私
そのものですがw
・・・だって、小説なんかw、私には気持ちを楽しませる
ためのもので、自分の気持ちをおちこませたくはないのよ。
作者の内面なんか知りたくもないのよっ
楽しい時間、安らげる時間が欲しくて読むのに。
お勉強だと思って読んだことなんか、一度もないわっ。
・・・悪い?
昔の私なら、すぐにそう言い返していただろう。
今でも、純文学をお勉強として読むつもりは全くないしw
昔の私と今の私が違うところは、まず、すぐに言葉に
しないことかもしれないw
彼は続けた。
「でも、このトシになると、そんな青いことは言わないよ。
どうでもいいって思う。」
・・・それに対して、言われないだけで、私が納得するわけじゃない。
むしろ、さらにバカにされた気分だけ増幅した。
彼に不満を残したままの帰宅となる。
言い返さない私も、それをムダと心得たからで、そこはオトナの証拠w
相手の意見を変えるほどの力を自分が持っていないのをわかっているからだ。
省エネw
帰宅後も、アニメの話題は続く。
それでふと気がついた。
私は、ストーリーに気がとられる。その意味なんか考えない。
まして、作者の思いなんかどうでもいいw
一方、実は彼も作者の思いなんか、アニメに関してはどうでもよさそうだ
と気がついた。
着目しているのは、技法だけだった。
文字を縦横に配置したり、こんなシーンの表現の仕方はこの時代としては
はじめてだ、と何度も見直したり・・・
『アニメオタクの話は何度も聞くけど、そういう見方をしているのは
聞いたことがないわ。あなたは職業を間違えたのかもね。』
これはたぶん、褒め言葉になったのだろう。
ここから空気が変わったから。
相手を非難し自分を正当化する言葉をぶつけるだけ、というのは
若い頃にはよくやっていたし簡単だ。
ケンカは増えるけどw
でも、相手の特質を褒めるほうが、ケンカを納めるのには
難しいけれど、うまくいく。
自分が納得する相手の長所であるから、非難しなくてすむ。
本当は、自分の正当化は満たされないけれど、話題がそれることで
とりあえずその場は納まる。
その後に考えたらいいのだ。
自分の考えが、本当に正しいのかどうか。
そして、自分の考え方だって、存在してもいいって証を
ゆっくり考えたらいいだけだ。
・・・でもお勉強で小説を読むなんて、私はイヤw
これは譲らん (-。-) ボソッ
コメント
>・・・でもお勉強で小説を読むなんて、私はイヤw
ふふっ 私もですよ。
大きく頷いてしまいました(笑)
ケンカを防ぐ方法・・いつも拝読してて感じるのですが、
ふたつ星さんは大人ですね。
私なんて これだけ歳を重ねてきても、
中々うまく対処できません(苦笑い)
気をとられていたのです。
でも、今はどうせ勝てない(涙
それなら、別の方法で、自分の気持ちを半分でもスッキリさせようと、
自己防衛しているだけです。
小説の話、賛同してくれる人がいて、よかった~
ここに書いたのも、たぶんもやもやしていたせいですから。
おかげで残り半分もスッキリしましたw