ずっと昔、子犬を拾った。そして、引き取り手がみつかるまでの
数ヶ月育てた。
後に思ったのは、毎日一枚でもいいから写真を撮っておけばよかった
というもの。
特に子犬の時期は短く、しかもその犬(人)生の中で一番かわいらしい。
その瞬間には気がつかないけれど、後でそのときに撮った写真を
見てみると、なんと写真が少なく感じることか。

犬(人)生に限らないのかもしれない。
人間の子供だって同じだろう。
撮り過ぎってくらいで、たぶん丁度いいw
二度と、あの瞬間は見られないのだから。

そして、かわいくはなくなっちゃったけれど
今の自分の生活にしたって、20年後には全く違うもので
しかも取り返すことのできないものなんだろう。

「価値がないと思われるような写真ほど、後に価値があるもんだよ。」
よく彼が言う。
笑顔で取り繕った非日常だけよりも、日常を切り取ったものの方が
後に見るときに記憶を鮮明にする。

それだからか、なぜかw・・・
私たちは二人で写った写真というのは、ほとんどないし
いつもカメラ目線じゃない、普通の動作をしているときの
写真ばかりになる。
自分が相手を見ている視線を切り取った写真。
へんな顔もあれば、楽しい顔もある。
でも、お互い美男でも美女でもないことをわかってるw
写真の中でだけ、美しくしたって、意味がないことも。

コメント

アフロディーテ
2009年6月2日1:00

写真って、その時の事実真実だと思います。
見返す時は過去になってるんだけど、過去って変えようのない事実だと思うから、写真好きなのかも>私w

ふたつ星
2009年6月2日7:38

写真好きというよりも、私は記録好きなのかなw
笑顔ばかりの記録よりも、仏頂面ですらリアルを感じて、私には意義深い。

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