矛盾

2009年4月12日 経済など
矛盾
矛盾
矛盾
写真1 狛犬でも狛狐でもなく、狛鳩w
写真2 銀座のホコテンを楽しそうに散歩していたわんちゃん
    飼い主さんが見失わないように?w青い風船をつけていた
写真3 地下通路の居住者たち。


桜を追いかける休日から、少しずつ稲荷めぐりへとシフトしつつある。
それでも、お弁当を買って、ある公園でほんの少し八重桜の花見を
楽しんだ。恐らく今年はこれが最後の桜・・・たぶんw


今回の経済対策における政府の態度は、予想を超えていて評価したい。
毅然とした態度、これがもう少し早ければ・・とは思うが。
中身は、どうかなって思うものも結構あるけれど、とにかく進歩だ。

どうかなって思うのは、特に家電などのポイント制度。
「ポイントの管理者」が国民のポイントすべてを管理する、なんて
簡単そうに政治家は言うけど、(サンプロより)
・・・忘れていないかな?
この国は、年金ですら管理できなかった国なのだ。

レシート又はチケットで直接還元してもらう方が、よほど信頼が置ける。
レシートやチケットの保存は自己責任なわけだから。
もちろん、これも詐欺の標的になりやすいから、結局は簡単には
実行されないのかもしれない。


今日も、歩いていて昭和通を横切るときに地下歩道を歩いた。
入り口からすでに嫌な予感はしていた。
たぶん、一人では歩かないだろうという場所。
案の定、通路には5,6人の居住者が眠っていた。
彼らを嫌っているわけじゃない、気の毒だとは思う。
でも、彼らが暮らせる=行政の手が入っていない、という意味だ。
治安の良い場所には思えないのも事実だ。

それで思う。
ハケン切りで騒いでいるけれど、コンビニでは募集しても
人員が集まらない、仕方がなく外国人を本格的に雇うための
マニュアルを作り始めた。
これって、TVの報道とかなりずれている。
一体、誰が困っていて、誰が本当は困っていないのか。

本当に困っている人たちっていうのは、結局は
住宅がネックなんだと思う。
そして、それ以外の仕事にあぶれた人たちは、高い給与の仕事を
探しているだけで、例えばコンビニや飲食店で働くのを望んでいない。
しかもまだ本当には困っていないから、あえて失業したままなのだ。
(仕事を探し続けている)

食べるのにも困っている人は、コンビニで働くのがイヤとは
言っていないだろう。
ただ働けない(雇ってもらえない)だけだ。

だとすると、路上にあふれる居住者をどうにかすることが
一番なのじゃないのかな。
少なくとも働く意思があって、でも住む場所がない人たちを
どうにかする公共の施設。住民票をそこに決めてもよい場所。
仕事なんか、自分でみつけてもらえばいい。
大事なのは、住民票の登録できる場所を提供すること。

もちろん、これは地方でも通用する話かどうかは知らない。
都会ほど募集はないのかもしれないし。
しかも都会ほど路上生活者はいないのだろうし。
だから、私がここのところ見てきた環境でしか通用しないだろうけど。
少なくとも、都会では、ほとんどのお店でアルバイト募集の
張り紙が見られ、一方で、橋の下や川のそばや地下通路には
ダンボール居住者があふれている。
飲食店で対応してくれるのは、大概が外国人だ。

どこかおかしい。
雇う側が、選り好みしているわけ?
もちろん企業なんだからそれもOKだけど。
でも、本当は外国人を雇うのは、メリットは少ないはずだ。
言葉が通じにくい分、同一賃金ならば、私なら外国人よりも
高齢者を雇うだろう。
そのくらい大変なはずだ。

900円の時給で、もしも交通費も出るのなら、ハケンよりもよほどいい。
出なくたって、そもそも時給が高いw
なぜ、人が集まらないのだろう?
私はハケン時代、交通費自分持ちを引いて、実質日給5800円だった。
都内で900円はざらだ。

本当に困っているのは、だれ?

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