一族の恥

2008年12月3日 日常
一族の恥
写真はふぐ。皮とナベ。(皮は量が多いが高かったw)

先日、日曜日はふぐを美味しくいただいてきましたw

「ふぐってぇのは、雑炊のためにある魚だよね。」と彼。

もちろん、トラ(ふぐ)じゃないですw
でも、ナベならトラじゃなくても十分私には美味しいです。
1980円(一人前)なり。
ってか、私はまだトラのお刺身というものをいただいたことはないですがw
・・・普通のふぐのナベで十分です。
ふぐの雑炊を食べると、なぜか2、3日はカラダがポカポカします。
彼はこれを“ふぐのドク”?なぁんて言ってますが、まさかねw

**********

親戚の結婚式に急遽出ることになった。
せいぜいあと数日しかない。
『急なことだし、ロクな服も持っていないし・・・』
とやんわり断ろうとしたがダメだった。
というか、ずっと前に既に一度断っていたはずだがww

「服なんかいいんや。どうせ身内だけやし。来てくれたら嬉しいわ。」
叔父のこの言葉が決め手だった。
そして、強気でガンガン歩んできた叔父の、弱気が見えたのも
行ってみようかなと思った原因だった。
叔父だって高齢になったわけで、会えるチャンスはいつでもあるわけじゃない。

一応実家にもそのことを伝えると、さっそく母は
「相手の親族も来られるのだし、変な格好はしないで・・・云々(長いっ)。」
『・・・・(ふぅぅ)じゃあレンタルでもなんでも、準備するわ。』

もうこのトシで反論・反抗はしないw(体力気力負けw)
社会において、たぶん母の方が正しい常識なんだろう。
白は着ない、昼は光沢のあるものを避ける、肌を露出しない
綿やニットは避ける・・・etc
要は普段着をしないのが親族。

あぁー、もうっ、買えばいいんでしょっ。
どうせ、化粧品すら持っていないわよっ。これも買いますっ。

ただ5年ほど前に見たTVの孤独な老人の取材が思い出される。
知り合いというものが減った理由の一つに
冠婚葬祭に出られないからだ、ということがあったのだ。
お祝いも包めない、まして、服もない。(本人は出席したい)
そんな生活では、ますます付き合いが減ってしまう状況。
現代は、お金がないと孤独になってしまうってことね。
村八分よりもひどい。

そもそも、ちゃんとした服 だのをやめたら、あるいは華美にしたい人だけ
それをあえて明記したら・・・その老人は付き合いも少しは続けられたのでは。

そんな老後を送ったのは、本人の自己責任だ
・・・新自由主義の人なら、↑こういうのだろう。
でも、その新自由主義が今のこんな恐慌を引き起こしている。

・・・私の老後も、たいがいロクなもんじゃぁないだろうな。
確かなのはそれだけだw
まぁ、親族が恥と思わない程度のもんを適当に買って着て
花嫁さんに恥をかかせないようにしてきます。

ところで・・・恥って何なんだ?

私が花嫁なら、“みんなジーンズで来てね(強制)”
とか書くのだけどww
お年寄りのジーンズもなかなかいいじゃんw

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