上目遣い
2008年8月11日
なぜか、今日(10日)で三つ目の大きな花火大会。
今回はそれほど乗り気ではなかったけど、歩くついでに
見えるのならそれもいいか、という程度。
なので、最初は浅草に居て、夜には海に到着する程度に
ゆっくりと歩き始めた。
途中、ある街でおにぎりを買ったら、彼がいきなり不機嫌に
なったのがわかった。
以前はおいしそうに見えたおにぎりが、今日はまずそうに見えたのだ。
選択肢もあまりなく、仕方なく(彼が)買ったのが見え見えだった。
こうして考えると、私の気分は、一緒に行動する相手の機嫌の度合いによって
かなり左右されるのがわかる。
私は何も不機嫌の原因はないのだが、相手が不機嫌そう、と感じたとたんに
窮屈なものを感じる。
それからは本来の私らしさをなくしてしまうかのような。
ただ救いなのは、彼の不機嫌は彼自身でとどめているので
私は気持ちを違う方向へ向かわせることに専念したらいいだけ。
私の中の最悪のシナリオは、散々歩き回っても、花火の音しか
聞こえずに、落ち着けずゆっくりも出来ずに、花火が終わってしまう。
がっかりして帰る状況まで想定をしておく。
現実は違った。周囲の人たちは親切に声をかけてくれて
座るための用意すらなかった私たちに新聞紙をくれ、場所があけば
少しでもよく見える位置へと詰めてくれた。
少なくとも、江戸川のときよりは譲り合いやいたわりあい
みたいなものを感じた。
ここでは、見えなくて当たり前、という前提があるから、
そういう気持ちになるのかもしれない。
こんな状況だからか、彼の不機嫌さもどこかに行っていた。
花火全部が見えたわけじゃない。
でも、一箇所は下もほとんど見えたし、大きいものはすべて見えた。
体中に響く花火の音が満足感を大きくする。
上目遣いだった私の心も、ようやく普通に戻った。
今回はそれほど乗り気ではなかったけど、歩くついでに
見えるのならそれもいいか、という程度。
なので、最初は浅草に居て、夜には海に到着する程度に
ゆっくりと歩き始めた。
途中、ある街でおにぎりを買ったら、彼がいきなり不機嫌に
なったのがわかった。
以前はおいしそうに見えたおにぎりが、今日はまずそうに見えたのだ。
選択肢もあまりなく、仕方なく(彼が)買ったのが見え見えだった。
こうして考えると、私の気分は、一緒に行動する相手の機嫌の度合いによって
かなり左右されるのがわかる。
私は何も不機嫌の原因はないのだが、相手が不機嫌そう、と感じたとたんに
窮屈なものを感じる。
それからは本来の私らしさをなくしてしまうかのような。
ただ救いなのは、彼の不機嫌は彼自身でとどめているので
私は気持ちを違う方向へ向かわせることに専念したらいいだけ。
私の中の最悪のシナリオは、散々歩き回っても、花火の音しか
聞こえずに、落ち着けずゆっくりも出来ずに、花火が終わってしまう。
がっかりして帰る状況まで想定をしておく。
現実は違った。周囲の人たちは親切に声をかけてくれて
座るための用意すらなかった私たちに新聞紙をくれ、場所があけば
少しでもよく見える位置へと詰めてくれた。
少なくとも、江戸川のときよりは譲り合いやいたわりあい
みたいなものを感じた。
ここでは、見えなくて当たり前、という前提があるから、
そういう気持ちになるのかもしれない。
こんな状況だからか、彼の不機嫌さもどこかに行っていた。
花火全部が見えたわけじゃない。
でも、一箇所は下もほとんど見えたし、大きいものはすべて見えた。
体中に響く花火の音が満足感を大きくする。
上目遣いだった私の心も、ようやく普通に戻った。
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