外交

お誕生日なので、彼がプレゼントを買いにいこうという。
カゼの引きはじめでノドが痛くて、本来なら絶対に寝込んでいる
そんな日だったが、その一言で、気合で起きた。

私にはかねてからの目論見があった。
以前から読んでいる人なら覚えているであろう、指輪。
ところが彼の言葉は
「洋服でも買ったら？」

・・・カゼで熱っぽくて試着はしたくない
と洋服を辞退した。

それでも辞退に納得がいかないようだったので、
パワポどころか、ノートパソコンすらない状況で
私の洋服とアイテムのすべてとそのコンセプトwについて
ミニプレゼンをして彼を納得させようとした。
今回のお買い物は、洋服のコンセプトがないので買えない、と。

でも、さすがにやりとりでは私がかなう相手ではなく、それなら、
洋服のコンセプトを変えるのに障害になっているものは？
と攻めてくる。
まず、靴だろうと彼は予測し、靴をプレゼントにしようとする。
でも、私も
「コンセプトを変えると、一式そろえるのに
お金がかかるから、アクセサリーの方がお安いわよ」と応戦。

こんなやりとりをしているうちに、20時。。。タイムオーバー。
こんな二人が残り1時間でお買い物ができるはずもない。

もともとカゼ引きさんだったので、精力的に動くこともできなかったし
彼の提案が、洋服から靴にシフトした状況で負けを感じて
一気にどうでもよくなっていたし。
これが敗因とわかっていても、しかも、彼は私からの要求など
予測していただろうし、私も拒まれるとわかっていたけれど・・・
すべてわかっていての、お約束。

まるで外交ねw。

国交は断絶していないので、来年も似たような外交交渉が
行われると予測しますw

外交は勝ち負けではなく、どう折り合いをつけるか
そこがミソ。