貧困の村

2008年3月6日
http://www.nhk.or.jp/special/onair/080302.html

中国の都会出身の大学院生(ボランティア先生)の目線で、貧困の村をとりあげている。
日本人だから驚くというのではなく、同じ中国人が素直に貧しさに驚き、考えていく、という番組作りがよかった。

都会と貧困村の収入の格差は10倍以上。
生活のために借金をしてますます苦しくなる。
利子の仕組みも知らず、月利9.585%の高金利にも気がついていない。

中国は、日本人からは一つの国として国内同じ制度という錯覚を
与えるが、戸籍も農村戸籍が存在し、自由な出入りが制限されているらしい。健康保険の制度も、農村ほど整備されていない。
貧しい農村地域(貧しい国)と豊かな都市地域(豊かな国)という2重構造で成り立っている。

都市部の成長は急速で、高インフレを抑えるために金利が高い。
でも国が違うともいえる貧困村も、その高金利が適用されている。

「農村の収入は低いのだから、利率も同じなんておかしい。」
そのボランティア先生の言葉が印象に残った。

*********

中国といえば、食品問題。
これ以上追求しても無意味でしょう。
彼らは絶対に認めないのだから。オリンピック前に認めるわけに
いかない。

日本がやるべきことは、次の手だ。
信頼がおけないのだから、加工品も材料の原産国の表示を義務づけること。
輸入時の検査を徹底すること。
・・・かなりお高い中国製になるかもしれないw

答えを決めるのは、消費者だ。

中国では、日本から輸出したお米が港でストップしている、という。(もう、解決したかどうかは知らない)
一種の報復なんだろう。

こういう圧力のかけ方はさすがだ。
日本は、外国への圧力をかける方法を知らないのだろうか。
常に圧力をかけられっぱなしなのにw

コメント

最新の日記 一覧

<<  2025年6月  >>
1234567
891011121314
15161718192021
22232425262728
293012345

お気に入り日記の更新

この日記について

日記内を検索