彼の嫌なところ

2007年3月4日
泣いた。。。
ケンカにもなっていない。
彼は言い返さないから。
おそらく 彼はどうしようもない と思っているから
言い返さないのだろう。

『私の両親が会いにきたとして 会ってくれる?』と聞いた。
彼に休みの日に北海道に行ってほしいとまでは言っていない。
両親が来たら。。。
そして その可能性が今年はあるから言ったのだ。
でも 彼は そんな私に
「ふたつ星は幸せな家庭に育ったんだね」と言って
結局その後も いいよ とは言わなかったし
私がそのことを追求すると イヤダ と答えた。

私の親だって 父親は高齢になっている。
元気なうちに 一度くらい会わせたい と思っているけど
どうやらダメかもしれない。

彼はやはり会いたくはないようだ。
たしかに他人の親には気を遣うだろう。
でも 私には たったひとつの願いだ。
別に 結婚してほしい とは言ってない。
別にユビワがほしい とも言ってない。
今度本州に来る予定がある両親がもしもこちらに寄ったら・・
そのとき会ってもらえるのか と聞いただけだ。
・・・でもダメらしい。

さすがに私も泣いた。
どれだけ彼が 若い頃からつらい思いをしたのかは
私には一生わからない。
でも。
私もそれにまきこまれなくてはならないのだろうか。

一緒に暮らして3年以上。
いまだにお互いの親とは一度も会ってない。
彼の親は私の存在すら知らないがw。

私が彼の親に会いたい と言ったわけじゃない。
もし私の親が来たら会ってもらえるか と言っただけだ。
でも拒絶された。

ほんの少し私は期待していたんだろう。
3年も一緒に生活したのだから と。
だから ものすごくがっかりした。
彼は何も変わっていない。
自分(ボク)は とてもかわいそうな環境で育った人間。
私は幸せな環境で育った人間。

・・・まぁそうかもしれない。
例えそうじゃなくても 彼のその気持ちをわかることはできない。
でも。
私からすると 彼は自分をヒロイン(男性だけどw)化
しすぎている気がする。
「ボクはかわいそうなシンデレラ」
だから同情されて当然なのだ と。

本音は・・・なぁーに言ってるんだ〜 と思う。
彼より大変な人生だった人は いくらでもいる。
第一今彼はそのやっかいな親に対して 援助こそしていないけれど
彼の親は ちゃんと生きていけるじゃない。
憎みつつも その対象に援助しなくてはならない状況だったら
もっとつらいだろう。

自分だけがかわいそうなんて まだまだ甘い と思ってしまう。

でも 私がそんなことを言っても無意味だ。
私はラッキーなことに 彼の親のような状況ではなかったし
しかも私の親は ちゃんと年金をもらって普通の生活を出来ている。
どうみても幸せと思える人間がただ単にひがんでいるだけの人間に
『それは自己憐憫だ』と言っても 聞く耳をもたないのだろう。

「親が死ぬのを待っている気持ちがわかる?」

彼にそう言われて わからない としか答えられないのも事実。
でも 私の親に同じ考えをあてはめなくてもいいんじゃない?
私の親が 理解がある とまでは思ってない。
でも 理解しようとしているのも事実だ。
実際 会ってもいない相手に私を3年も委ねているわけだから。

私はたった一度元気なうちに会ってほしいだけだったのに。

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