昨日までの彼の作業は無駄にはならなかった。

24時(1月10日0時)メッセに彼がきた。
これで とりあえずネットにつながることがわかった。
次にメッセ。
ビデオチャットができることまでを確認して そのまま
携帯を確認。
通話も出来るし メールもできる。
これなら×県と本拠地に別々に居るときと変わらない。

「今日は珍しく窓側の席だったんだ。
雲ひとつない青い空で下がよく見えた。
しばらくすると本拠地の街が見えたんだよ。
あの辺の大きなマンションが見えて 
××(住んでるマンション)もあの辺かなぁ 
と思いながらずぅっと街を見ていたんだ。
米粒みたいに小さくなって… 
そのうちに日本も見えなくなった。
こんなに外を一生懸命見ていたのははじめてだよ。」

彼はいつも飛行機では通路側の席をとる。(便利だからw)
今回も予約ではそうだったはずだが なぜか窓側の席だった
と出発前はこぼしていたっけ。

快晴だった今日 ものすごくはっきりとみえたに違いない。
そしていつ日本へ戻れるのかわからない彼には ものすごく
窓の景色が輝いて見えたんだろう。

偶然ではあったけれど 私も今日の青空がきれいで
空を見ていた。飛行機はわからなかったけれど。
それで家から出た直後の風景を写メールで送った。
重くなるからめったに画像は送らないのだけど
携帯の画像だからいいかなぁ とw。

私のメールを読んでいる彼に 今日の私の行動を報告した。
『これを買ったの。』と一々カメラの前でみせた。

・・・ふと気がつくと彼は顔をくしゃくしゃにしてた。

『…ん?どうしたの?』
「いいなぁ。ふたつ星は朝も昼も夜も そこに居られて。
・・・もう日本に帰りたいよ。」
『…まだ初日なのに?w』

私が報告した行動は ただのショッピングw。
でも そんなありふれたことで のんびりしているさまが
彼には羨ましくて懐かしくてそんな表情になったのだろう。

彼だけが彼の時間を仕事に売り渡して苦労していることを
本当は私もわかっている。
でも 彼は 私のことを「いいなぁ」とは言うけれど
それに対してズルイとは思っていないように思える。
これは 言葉を受ける私自身の感覚でわかる。
・・・そこが私の救いかな。
だって私自身は自分一人だけラクしてズルイ という感覚が
あるから。

たぶん ここで私がそう思っている感覚を彼にみせちゃだめなんだ。
私は 猫がまぁるくなっているのを人が見る時のような 
そんなほんわかとした感覚を彼に与えなくてはいけないんだ。
ここにはぬくぬくした幸せがある そう覚えていてほしい。

「携帯の写真じゃなくもっとデジカメの写真を送ってよ。」
『でもホームシックになっちゃうかもしれないわよ?』
「ん。。。いいよ。送って。」

彼は私自身の写真なんかを望んでいるわけじゃないw。
そんなのわかってる。
彼は この街の風景を望んでいる。

でも その街の思い出と私を切り離すことはもう出来ない
と確信しているから 
「デジカメの写真を送ってほしい」=『私を思い出したい』
と勝手に変換してしまおうw。

『明日の朝 電話で起こす?』
「うん。起こして。」

この会話にしても 
「電話で起こして」=『毎朝私の声を聞きたい』
と 私の頭の中では変換されている。
彼の本音は「日本にいる感覚を味わいたい」だけ
なんだろうけどw。

でも似たようなものよね?
・・・そう 思いこみは大事ww

コメント

tamaちゃん
tamaちゃん
2007年1月11日9:44

私もこの日の朝は、地下鉄降りて地上に出た時の青空の眩しさ覚えてますw
とっても綺麗だったよね〜

本当に二人の関係、いい感じだなぁ〜ってよくわかります(笑)

ふたつ星
ふたつ星
2007年1月11日10:36

私は飛行機では 昼間はできるだけ窓側の席にしてます。
お天気にも左右されるけど 上空から日本地図の一部を見る
というのが面白くってw。
10日もきれいな青空でしたね。
この日はデジカメで写真を撮りました。

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