お見送り

2006年12月31日
夕方 彼が発つ前に
『お休み、終わっちゃったね。』というと
彼も「ほんとだよ。。」と寂しそうだった。

実際に休みが終わったわけではないが
実家に帰ることは 仕事として捉えている彼。
ゆっくりできる休みは 実質終わりなのだ。

彼が改札をくぐると 私はダッシュしてある場所へ向かった。
いつも彼がホームで待つ位置から見える建物の3階。
気がつくかなぁ と少し期待して手を振ってみた。
すると 彼は写真を撮っていたようで 私に気がついた。
手を振っている姿が小さく見えた。

すぐに電車が入ってきて 乗り込んだ彼は電車の窓から
もう一度手を振った。

今年はそれでお別れ。
でも なぜか満足。

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