ばーすでー

2006年8月15日
今日は 彼は一日だけの王様。
でも この王様は
「ケーキってこういうときは主食?それともデザート?」
などと悲しい質問をする。
ありあまるほどのご馳走に慣れていない王様なのだ。

お誕生日のお祝いなんかボクはしてもらったことないから… 
という言葉が聞こえてきそうなせりふ。

ケーキなんて“食べきれないほどのご馳走”の象徴だった。
主食だのデザートだの と考えたことなどなく 
誕生日のケーキはあたりまえだった自分が 恥ずかしい。

これからずっと 彼にはしてあげたい。
お誕生日は 一緒にいる限りホールのケーキ。
もちろん名前入り。
彼の嫌な記憶を消す事ができるように。

『どうしてこんなに好きなのかって 今でも不思議に思う。』
『あなたに逢えてよかった。』

眠りにつく寸前の彼に… 本心だから 心をこめて言った。
何年目でも 想っている限り 伝える。

儀式が終わって 19時半に王様は眠った。

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