仕事の取り組み方

2006年6月15日
彼はさすがに会社を休んだ。
わたしは明日の朝本拠地近くの病院での検査があるので
夜 後ろ髪を引かれる思いでw一人移動した。

彼は15時間くらい ひたすら眠っていた。
起き出した後 会社の数人と連絡をとって指示を出していた。
連絡(指示)だけで 2、3時間かかっていた。

その電話のひとつで つい吹き出しそうになった。
相手は幼稚園の子供?と思うくらい丁寧すぎる指示。

電話が終わって
『そこまで説明しなくちゃならないのって大変ね。
まるで一人で全部の仕事をしているみたい。』
と言うと
「そうなんだよ。あいつはワラシだから なんでも
“やだよ”“知らないよ”って言うんだ。」

それでつい本音を言ってしまった。
『私からみたらものすごい大手企業に そんな社員がいる
のは信じられない。それだったら 私の前の会社みたいな
零細企業の人間の方がよほど使えるわよ。』

彼は法案の中で 何よりもまず教育基本法をどうにかしてほしい
と思っている。そのくらい企業にはロクな人間がこないのだ と。

彼によると“はじめてのおつかい”の状態なのだそうだ。
大根と人参とレタスを買ってきてね という指示に
大根とトマトとキャベツを買ってきてしまい 
次に彼が 返品して正しい物を買ってくるように言うと 
お店に着いたら今度はレシートがなかったり・・・
もう一度行く時に ついでにナスを買ってきて欲しい と言うと
“今(返品作業で)忙しいから出来ない”と言うらしい。

専門分野はともかく こういう基本的なところが出来ない
人間ってのは教育基本法なんかで変わるものだろうか と
ギモンに思うけどw。

もうひとつ 気がついたのは 彼の指示の出し方を見ていると
何かの報告を受けた時に 全て彼が代案を考えなくてはならない
状況ということだ。
下の人はいくつかの選択案を報告と一緒にあげて その指示待ち
というのならまだわかるけど。

例えば きゅうりが売っていなかった という報告。
それだけで終わってしまう。
そのお店にないのなら 自分で調べて A店では少し高いけど
すぐ手に入る B店では同じ値段だけどさらに一週間かかる 
どうしましょうか? というのがない。

考えること=上司の仕事 とでも思っている
のだろうか。
まるで 自ら歯車になろうとしているようにしか思えない。

零細企業にいた人間には さっぱりわからない感覚だ。

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