優柔不断

2005年11月29日
外食を決めるときは 相変わらず なかなか決まらない。
どのお店にしようか と何度も同じ道を歩き回ることが多い。

わたしはこの決定に関しては もはや主導権をほぼ放棄して
いるので
「何を食べたい?」と聞かれても
『どこでもいいよ。』とたいてい答える。
実際 ○○が食べたい と言ったところで それに決まる確率は低いのだ。
それならば と 彼が決めるまでじっくりと待つことにした。

たしかに 彼が決めるのを待つのは時間がかかるし 
今までのわたしなら『じゃあ 今日はココ!』と決めてしまっただろう。
でも 待つことは 楽しむことが出来る と考え方を変えた。
どこで何を食べたって 楽しく食べられたらいい。
イライラしてケンカしながら食べたら どんなにおいしいはず
のお店でもおいしくは食べられないのだ。

そんなわたしを 彼は優柔不断だと思っているらしい。
あるいは 意見がない といったところか。

「食べに行く前に お店を決めてから出かけたほうがいいね。」

・・・これって わたしに言っているのだろうか?(笑)

『決めないで まったりと歩き回ることを楽しんでいるのかと
思っていたわ。だって 予定通りに動くのってキライでしょ?』

「うん 予定通りにきっちりと動くのは 好きじゃない。」

『もしも わたし一人なら どのお店に入って・・・とか
その日の行動を決めてしまうけど そういうのもイヤ
なんでしょ?』

思わず本音が出た。

ただ こういうわたしでも 譲らない時もある。
例えば この前の記念日。
彼にしてみたら それこそラーメン屋さんでもいいか くらいの
状態だったのだろうけど わたしにしたら今日だけは譲れない と思い
“○○に行きたい”と言い 実際にそうなった。

普段 お店の指定はせずに お肉が(お魚が)食べたい とか 
今日はピザの気分 とか 言う程度だから そんなときくらいは
彼は本意ではなくても わたしの望みどおりにしてくれる。
わたしは この程度でいい。 

そもそも同じ人間がこうも変わるものか と自分でも可笑しくなる。
いつも彼は『このお店は?』というわたしの提案に うーん と
不服そうな感じで そのお店を通り過ぎ
そのくせすぐに「どこで食べる?」と聞いてくる。
まぁ わたしの提案自体が本気じゃないのが伝わって
しまうのだろうけど。

文句を言おうと思えば いくらでも言えそうだ。
『だから今 ○○は? とわたしは提案したのに何も言わないで
通り過ぎたじゃない。 だったら あなたが決めてよね。』

以前のわたしなら 確実にそう言っていた(苦笑)。
今は“いつものこと”だし 何もカリカリして お店を
決める必要がない と気がついたから。
悩みたければ悩めばいい。
その間 歩き回るのは 腕も組んでいられるし(笑)
時間は気にする必要がないし 別にわたしにとって困ることは
何もないのだ。

このまま“優柔不断なわたし”でいたら 彼はどうするのかな?

観察をしてみたくなった(悪)。

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