タイミング

2005年8月29日
昔 お見合いした相手のことを思い出した。
当時 相手は年齢にしては年収もよく 性格も真面目そうで
背も高く 顔もわりといい・・・のになんでお見合い?
という感じの人だった。
本人に言わせると 技術畑の職場で出会いが少ないから らしかった。
・・たしかに当時のその人の勤務地は ものすごい僻地だった。

当時 付き合っていた人がいたのだが 断りきれずに
相手に会ったわたしは その人物を 対象 としては
見ることができなかった。
とってもイイヒトだったのだけど。
お断りしても相手から何度も電話があり 仲介の人も
再度・・と勧めるので またしても 押し切られて会った。
しかし 二度目は 今度こそ最後というつもりで 
完全に断るつもりだったので 見合いには不向きな 
どちらかというと派手な服装・化粧で会った。

断りの理由は 仕事が面白くて 当分それどころじゃない
と言ったような気がする(苦笑)。
どこが気に入られたのか その後も 半年くらいは
相手から連絡があったけど 完全にスルーした。

今 思えば かなりもったいないことをした とは思う(笑)。
でも その人とはタイミングが合わなかったのだ と思う。

彼も その人と同じ技術畑の人間で 同じようなタイプ。
女性の扱いに慣れていないし 仕事一筋だし。
もしも今 彼がいなくって その人と出会っていたら 
そのときとは全く違う印象を 持ったのだろう。

でも もしも には意味がないし これは
過ぎ去ったあとにわかる分岐点みたいなもののひとつだった。
心が動くタイミングで分岐点に差し掛かった時 選択をする。
けれど心のタイミングが合わなければ 分岐点であることにすら
気がつかないのだろう。
まっすぐ前しか見ていないのだから。

今まで気がついた分岐点では 自分で一番いい と思った道を
選んできたはずで 実際 この道が一番わたしにはよかった
のだろう と思う。

まぁ 後ろばかりを見て生きているよりも 
前を見て生きているほうが いいものね。

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