彼の考え方

2005年1月21日
たぶん 今夜 いつもの部屋に帰る。
彼は 先に帰っていてもいいよ と言っていたけど
電車の中の時間さえ 一緒にいたいと思ってしまう。

ほとんど 本を読んでいるか 寝てるだけなんだけどね。

先日 彼の昔話をしていたときに 気がついたことがあった。
彼の友人Y君は 女の子にものすごくもてた。
(過去の話なので・・・結婚してからは 遊んでいないらしい)
同時に10人以上の女の子と付き合って それでもなお 
女の子たちは満足してしまう そんな人だった。

その例として 彼が話したのは Y君がもらったプレゼント について。
Y君は 車にそれぞれの女の子からもらったプレゼントを積んでいた。
そして 女の子ごとに 車内のディスプレイが変わる。
つまり 他の女の子からのプレゼントをすべて隠すわけだ。

なんと マメな。。。

そんなY君が あるとき 彼女の一人からもらったプレゼント(ネックレスらしい)を
なくした。
Y君は「同じ物を売っていないかなぁ」と言った という。
彼は その言葉を聞いて
「だからYは 女の子にモテるのか」と思った という。

「Yは そういう優しいヤツだから 女の子も 自分の他にカノジョがいても
もう少しがんばったらなんとかなるのでは と思ってしまうのだろうなぁ」

わたしは その彼の言葉を聞いて 同意する気持ちと そうじゃなーい! という気持ちとで
うまく説明できなかった。

もらった大事な物をなくしたとき 相手が悲しむだろうと思って 同じものを探したくなる
というのも理解できる。
ただ 同じものではない と自分がわかっているだけに さみしい気持ちは隠せないけど。
そのくらい大事だった というのは わかる。
 
でも 他にも“大事”な女の子がいる という事実。
これを考えると その気持ちは 本当にうわべだけのように思えて 一緒にしてほしくない。

モテる人と わたしが好きな人は まったく別なのを彼は わかっているのかな。
・・・ひょっとしたら わかっているのかもしれない(汗)。

その話には 続きがある。

偶然 そのとき 夜中にもかかわらず 買い物をし忘れたことに気がついた。
近くのコンビニへ 一人で行って買い物を済ませて 再び部屋に戻ってから 
ぼそっと言ってみた。

「わたしだって 夜中に一人で買い物に行くのはこわいのよ。
 それなのに あなたは ついて行こうか なんて言わないし
 やさしくない。。。」

すると 彼は 「ボクはY君みたいに優しくないから。」とのたまった。
ふーん。。。冷たいのね。。。
続けて 「こわいからは ついてきて欲しいんだけど?」
それでも 「ボクはY君じゃないからねぇ。。。」
そうですか。。。

たしかに 家から1分のコンビニですが(笑)。
いいもん。。。(T^T)

もうひとつ 気がついたことがある。
彼のもう一人の友人H君。
当時 H君は 高校のときからの彼女がいて 遠距離で 付き合っていた。
週末に お互いが行き来する状態。
会社の寮の仲間も一緒に遊ぶことも多かったらしい。

それなのに 数年後 H君が結婚披露宴の招待状をよこしたときに
小さなメモが入っていたらしい。
「前のカノジョではないよ」と。
前のカノジョと別れたのが半年くらい前 とすると・・・ と考えた彼は
“親同士に 何か問題があって 結婚できなかったのだろう”と言った。

わたしは その話を聞いて すぐに
『H君かカノジョのどちらかが 遠距離だったから 心変わりしたのでは?』と言った。
彼は その可能性を“完全に”否定したけれど 聞けば否定するほどの材料は持っていなかった。

つまり・・・
彼の頭の中の構造は そうなっているのだなぁ と思った。
長い付き合いをやめる としたら 親同士の問題がでてきて 
本人は好きあっているのに 渋々別れて 泣く泣く別の人と結婚する。

・・・これって わたしには まったくない考え方だ。
親が反対したなら わたしは 親の元を去ればいい と考える。
だから 当人たちが別れたのは 当人たちのどちらかが 好きじゃなくなった ということ。
まして 泣く泣く他のどうでもいい人と結婚する なんて わたしの人生ではありえない。
それなら 結婚しないだけよ。

そっか・・・
彼は こんな考え方 する人なのね。
改めて “山”は高く感じた(笑)。

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