不幸自慢

2004年8月26日
彼がバッグを失くした。
どうやら盗られたらしい。
中身はお財布(現金)は入っていなかったけれど 
それに匹敵する溜め込んでいた領収書があった という。
もともと 物をなくす ということがあまりない人だった。
だから かなりショックをうけていた。

失うことの悲しさがイヤだから できるだけ失わないようにしている
というようなことを以前言っていたっけ。

物ではなく人だったら・・・

わたしが 彼の前からいなくなったら・・

ふと こんなことを考えてしまったけれど
どんなにショックをうけた としても その彼を知ることはできないから
結局は意味がないのね。
わたしは 今 知りたいのに。
今 実感したいのに。

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