彼の考え

2004年3月15日 恋愛
転勤先の住む場所を 彼は決めていない。
もちろんヒマもないが どうみても 決める気がないように思えた。
転勤先についていく つもりのわたしとしては だんだん不安になってくる。
そんなときに 彼が話をはじめた。

今の仕事の状況 そして そのことが転勤どころか 出張にも影響を
及ぼすこと。この仕事が失敗に終われば 出張は短期で終わる。
もしうまくいけば 出張がどのくらいになるのか 見当もつかない。
今のところ 失敗になる確率の方が高い ということ。

『本意じゃないけれど 長期出張を祈っているね。』

こう答えるのがやっとだった。

  ごめんね。わたしが転勤先の話題を持ち出すたびに
  複雑な心境だったでしょ?
  そんなに大変だったなんて 気がつかなかった。
  …ごめんね。

本当は こうも言えばよかった と後悔した。

「でもね このままこの仕事が立ち消えになってくれたほうがいい
 なんて気もするんだ。」
『どうして?』
「時々 こんなことをしていていいのかなぁ と思うんだ。」

この真意は どういうことなのだろう?
…そういえば 今夜も午前2時半の帰宅だった。
自分の時間や生活 なんて 何もない。
あの国に行け と言われたら 数日で飛ぶ。
あの場所に転勤しろ と言われたら 準備もできない状況でも
自分のデスクが先に移動してしまう。
でも 彼は以前は そういうことをあたりまえ と思っていたのでは
なかったっけ?
今回出張して 彼の気持ちが変わった?

わたしは別に 彼がどういう状況でもかまわない。
ただ その状況を彼が本当に受け入れられるのかは疑問だけど。
わたしのようなリスキーな生き方をしている人間がそばにいて
影響を受けちゃったのだろうか?(笑)

無計画に会社は作るし 儲からないし(笑) 結局途中でやめちゃうし
今 フリーター生活だし 勝手に居候しているし…。
彼からみたら わたしは さぞかし気ままに思えるのだろう。

彼は安全志向だからこそ 走り続けなくては と 自分の個の生活を
捨てて 今まで仕事に打ち込んできたのではなかったっけ?
退職・転職する あるいは閑職にいく いずれにしても 今は弱音を
吐いているだけ なのだろうか。
どう選んでも 彼の精神が壊されなければいいな と願った。

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