彼が今日 帰ってくる。 やっと会える。
少しでも 体の調子をよくするために もう少し寝ていたほうが
いいのはわかっているけれど ついつい パソコンをつけては
発着情報をみてしまう。
お天気も大丈夫みたいだし おそらく 夜には 逢える。
お部屋の拭き掃除のときに 一滴 ローズのオイルを混ぜて
床を拭いた。
最後に シャワーを浴びる。
お気に入りの入浴剤を入れて ゆっくり体をあたためる。
到着の情報をHPでみてから 30分がたったころ
そろそろいいかな とメールを送ってみた。
ひょっとしたら 電池切れになっているかもしれないけど。
『おかえりなさい』
メールを送ってすぐに 携帯が鳴った。
「今 成田に着いたよ。電池がないから切るね。」
まるで いつもの彼のメールのように短い(笑)。
おそらくは 駅に着くのは このくらいの時間だから・・と
待つ間の時間 お部屋を再度チェック。
まぁまぁ きれいかな(笑)。
彼が駅に着いたときに また 携帯が鳴った。
「今 駅に着いたよ。これから帰るね。」
あわてて部屋を飛び出した。
前回 お正月の帰省のとき 彼を迎えに行ったのは 降りる駅が
わかっていたから。
でも 今回は ふたつある最寄り駅のうち どちらかがわからなかった。
駅の名前だけを 確認して。
迎えに行く途中 交差点で立ち止まってしまった。
本当に この道から彼は帰ってくるのだろうか?
きょろきょろしていると 遠くに たくさん荷物を抱えて歩いてくる姿を
みつけた。
駆け寄っていったけれど 彼はなかなか気がつかない。
そういえば この上着を 彼は見たことがなかったっけ。
数メートルの距離になって やっと気がついた。
「おかえりなさい」
軽い荷物を分けてもらって 一緒に並んで歩いた。
お部屋に入ってからも いきなりトランクの物をひろげて
話をはじめる。
やっぱり こういうとこ 彼らしい(笑)。
ハグとかキスとか 何もない。
すっかり慣れてしまったけど。
ひとしきり話した後 夕食を食べに行った。
そこでもすぐに話し込んで コロナだけ注文したまま
肝心の食事を注文するのを 忘れそうになった。
ピザとサラダとケサディーヤ
彼は 辛いものが平気になって帰ってきたようで
以前は真っ赤になって食べた ハラペーニョのピザに
タバスコをかけた。
『えっ?…そんなにかけるの?(笑)』
「ただ これをかけたら どのくらいの辛さになるかなぁ と思って。」
わたしは ツナとトマトのピザとケサディーヤの方がいい(笑)。
タバスコなしでも ハラペーニョは 一切れでギブアップ。
帰る途中 コンビニに寄った。
すると 彼の会社の人がいた。
今まで 何度もこのお店を利用していたけど こんなことは
はじめてだった。
相手は彼に「あっ もう帰ってきていたんですか?」とか言いながら
わたしのことを チラチラと見てる。
彼のことだから 彼女なんていないように思われているのだろうなぁ。
毎日 1時2時の帰宅じゃ 実際 付き合うのも大変だろうし。
でも ちょっぴり 思ってしまった。
こっそりと誰かに 特に上司に 彼女がいるって 言ってね(笑)。
あんまり長期の海外出張はかわいそう と思ってもらえるように。
・・・なぁんて そんなに甘い会社じゃないわよね。
部屋に戻ってから 彼はいつものように すぐにベッドに横になった。
わたしも となりにもぐりこむと すぐに襲われた(笑)。
なんだか いつもと少し様子が違う。
わたしの胸に顔をうずめて 「ごめんね。待たせて。」と何度も言う。
…うん さみしかったよ。
でも そんなに素直には言葉にできない。
彼の髪を 久しぶりになでながら答えた。
『このくらいなら平気よ。ここで待っていてよかった。
帰国してすぐに会えたから。』
逆に うれしくて 笑顔になってしまう。
気にしてくれていたのが とてもうれしかった。
少しでも 体の調子をよくするために もう少し寝ていたほうが
いいのはわかっているけれど ついつい パソコンをつけては
発着情報をみてしまう。
お天気も大丈夫みたいだし おそらく 夜には 逢える。
お部屋の拭き掃除のときに 一滴 ローズのオイルを混ぜて
床を拭いた。
最後に シャワーを浴びる。
お気に入りの入浴剤を入れて ゆっくり体をあたためる。
到着の情報をHPでみてから 30分がたったころ
そろそろいいかな とメールを送ってみた。
ひょっとしたら 電池切れになっているかもしれないけど。
『おかえりなさい』
メールを送ってすぐに 携帯が鳴った。
「今 成田に着いたよ。電池がないから切るね。」
まるで いつもの彼のメールのように短い(笑)。
おそらくは 駅に着くのは このくらいの時間だから・・と
待つ間の時間 お部屋を再度チェック。
まぁまぁ きれいかな(笑)。
彼が駅に着いたときに また 携帯が鳴った。
「今 駅に着いたよ。これから帰るね。」
あわてて部屋を飛び出した。
前回 お正月の帰省のとき 彼を迎えに行ったのは 降りる駅が
わかっていたから。
でも 今回は ふたつある最寄り駅のうち どちらかがわからなかった。
駅の名前だけを 確認して。
迎えに行く途中 交差点で立ち止まってしまった。
本当に この道から彼は帰ってくるのだろうか?
きょろきょろしていると 遠くに たくさん荷物を抱えて歩いてくる姿を
みつけた。
駆け寄っていったけれど 彼はなかなか気がつかない。
そういえば この上着を 彼は見たことがなかったっけ。
数メートルの距離になって やっと気がついた。
「おかえりなさい」
軽い荷物を分けてもらって 一緒に並んで歩いた。
お部屋に入ってからも いきなりトランクの物をひろげて
話をはじめる。
やっぱり こういうとこ 彼らしい(笑)。
ハグとかキスとか 何もない。
すっかり慣れてしまったけど。
ひとしきり話した後 夕食を食べに行った。
そこでもすぐに話し込んで コロナだけ注文したまま
肝心の食事を注文するのを 忘れそうになった。
ピザとサラダとケサディーヤ
彼は 辛いものが平気になって帰ってきたようで
以前は真っ赤になって食べた ハラペーニョのピザに
タバスコをかけた。
『えっ?…そんなにかけるの?(笑)』
「ただ これをかけたら どのくらいの辛さになるかなぁ と思って。」
わたしは ツナとトマトのピザとケサディーヤの方がいい(笑)。
タバスコなしでも ハラペーニョは 一切れでギブアップ。
帰る途中 コンビニに寄った。
すると 彼の会社の人がいた。
今まで 何度もこのお店を利用していたけど こんなことは
はじめてだった。
相手は彼に「あっ もう帰ってきていたんですか?」とか言いながら
わたしのことを チラチラと見てる。
彼のことだから 彼女なんていないように思われているのだろうなぁ。
毎日 1時2時の帰宅じゃ 実際 付き合うのも大変だろうし。
でも ちょっぴり 思ってしまった。
こっそりと誰かに 特に上司に 彼女がいるって 言ってね(笑)。
あんまり長期の海外出張はかわいそう と思ってもらえるように。
・・・なぁんて そんなに甘い会社じゃないわよね。
部屋に戻ってから 彼はいつものように すぐにベッドに横になった。
わたしも となりにもぐりこむと すぐに襲われた(笑)。
なんだか いつもと少し様子が違う。
わたしの胸に顔をうずめて 「ごめんね。待たせて。」と何度も言う。
…うん さみしかったよ。
でも そんなに素直には言葉にできない。
彼の髪を 久しぶりになでながら答えた。
『このくらいなら平気よ。ここで待っていてよかった。
帰国してすぐに会えたから。』
逆に うれしくて 笑顔になってしまう。
気にしてくれていたのが とてもうれしかった。
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