負債?

2004年2月14日 日常
夜 食事をしながらお金の話になった。(また? 笑)

彼によると 借金は人格を変える と言う。

借金で破綻しやすい状況としては
自営業の人 あるいは 収入の5倍以上の
ローンを組んだ人。

そして わたしは前者の分類で あてはまるらしい。
話を聞くまでは 心の中ではわたしは違う と思っていた。
でも 彼の話を聞いているうちに あることに気がついた。

わたしは ここでアルバイトをしたい と考えていた。
彼は反対はしなかったが ゆっくり考えたら?
という返事だった。
銀行の引き落としもあるし できるだけ早く収入を得たい
とわたしは説明していたのに どういうことなんだろう?
と不思議だった。

わたしは 仕事は お金を得るため というよりも
借金を返済するため というように考えていたのだ。
似ているようだけど 心は まったく違う。

お金を得る=そのお金は自分にプラスになることに使える。
返済するため=マイナスの穴埋めに使う

働くことは 自分のプラスになるようにお金を使うためするもの
という彼の考えが ようやくわかった気がした。

あせって仕事を探しても 何かが違うよ そう言いたかったのだろう。
わたしは 目先の「時給の高さ」ということに目がくらんでいたのだ。
自分がやりたい仕事 あるいは 楽しんでできる仕事 そうでなければ
いつかは心が破綻する。
借金で破綻する という意味は そういうことだった。

子供の頃は ローンなど組めないから お小遣いをためて
物を買った。
大人になってもわたしは カードを使う時は 必ず1回払いしか
利用しなかった。
これから稼ぐはずのお金でなんとかしよう なんて思わなかった。

いつから感覚がマヒしたのだろう?
たぶん 会社のお金を動かしているうちに マヒしたのかもしれない。
もちろん 車のローンだし 小型の国産車だから たかがしれているのだけど
ローンを組んだときは 会社をやめることなど予想していなかった。
でも 手元に貯金があって ローンを組んだわけじゃないので
完全に債務超過だった。

こういう場合は 買ってはいけない と
自分ではわかっていたはずなのに。

でも 彼が気づかせてくれた。
物はできるだけ持たない という彼の主義は こういうところにも
影響している。
いつどうなるかわからない ということを経験したからこその
言葉なのだろう。

年収が少ないのに わたしのように無理をして高価な物(車)を買う
から 生活がさらに苦しくなる。
身の丈にあった暮らしをしていたらよかったのに。

物を持たないこと。
一見 その暮らしは不自由そうだったり 貧乏そうだったり
するのだけど 本当はそのほうが心が自由になれて
心が裕福になれる。

なんだか托鉢のお坊さんみたいね(笑)。

ところで 今日はバレンタインのはずなのに なんで
こんな話になっているのだろう?(汗)

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