嫌な客(笑)

2004年1月31日 日常
今日の夕食は家のすぐ近くの某イタリアンレストラン

このお店 なかなかに話題を提供してくれた。
 
このお店は2階にあった。
下から見ると ガラス越しにお店の雰囲気がなんとなくわかる。
なぜか寒そうだった。
このお店の1階はいかにも大衆居酒屋という感じの暖簾がかかっていて
なぜだか暖かそうにみえた。
どちらのお店でもよかったのだけど 1階は満席だったので
2階のお店にした。
 
狭い階段の上に これでもか とばかりに
ワインの空き瓶が並べられている。 
お店のドアをあけると いきなりテーブルにセットされた
テーブルクロスとグラスが目にとびこんできた。
…うーん・・好みじゃない。いやな予感。

高級そうに装っているわりに アンバランスな調度品。
BGMもせめて英語の曲にしてほしい というかボーカル要らない(笑)。
メニューもやたらと高級そうな食材を使ったものが並んでいた。
でも ごちゃごちゃしていて読む気がしない。
意味もわからないし(汗)。
こんな場所で…お客さんってどんな人がくるの?
なんて思ってしまった。
(あ わたし達みたいな飛び込みがお客さんとしてくるのね 笑)

他にはもう一組 若いカップルが座っていた。
あんまりうちとけているようには見えない。
飛び込み?予約?
 
しばらくしてコースが運ばれてきた。
いきなりラスクのようなもの。
…ガリガリかじる(笑)。
そして次に運ばれたのは冷たいオードブル3種。
こ これは・・・
この寒いときに 温かいスープひとつでてこないの?(泣)

さすがにパスタは温かかったけれど 彼とずっと小声で話していたのは
どうしてこのお店が人気がないか という理由(笑)。
いやな客なのかもしれないけど 今まで彼と入ったお店の中で
最悪だった。
接客が悪いわけじゃない。…良い とも言えないけれど。
一番の原因は ここのマスターがお客さんの気持ちになったお店
づくりをしていないことかな。
部屋の温度は暖かいはずなのに 冷たいくつろげない空気が
お店の中を漂う。座り心地の悪いイス。
メニューもそう。やたらと高級食材を使っているのだけど 
お客さんが選びやすいような工夫もない。
今夜のコースも最初に暖かいスープがでてきたら
印象は少しは変わったかも。
お料理自体は 本格的なのかもしれないがそれほど印象に残るものはない。

彼はマーケティングの視点から色んな意見を言う。
わたしは顧客の視点から色んな意見を言った。
二人の出した結論は マスターのひとりよがりのお店 
そんな印象だった。

彼はもう一組のカップルをみてて ハラハラしちゃった と言う。
もしもあのカップルが日が浅いのなら 別れてしまうかもしれない と。
 
「女の子のほうは緊張した空気のせいで 鼻の頭に汗かいていたよ。」
 
…よく観察しているのね(笑)。
 
「思わずあの男の子の背中をポンとたたいて がんばれよ 
って言いたくなったよ。」
 
『(笑)』

いずれにしても ここまでくつろげないお店もめずらしい。
わたしたちが先に席を立つと 店内はお客の人数よりも
スタッフの人数の方が多くなった。

…あのカップル どうなったかしら?
 

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