年収

2004年1月7日
年収300万円時代を生き抜く経済学 という本を読んだ。
以前のわたしの収入は 300万円にすら達していなかったから
それだけもらえたら もっとラクに生活できたのだけど(笑)。
 
でも 読んでいて むなしくなった。
以前の会社の人たち そして そのときの周囲にいた人たち
みんな そのくらいの年収だった。
結婚しても 子供を持つことのできない状況。
 
子供のいる人は 大学へやることなんてできない人が多かった。
経済力の差がそのまま 学歴の差になっている。
もちろん 奥さんが働くことで なんとかやりくりしていたみたいだけど。

別に残業していないわけじゃない。ただ残業代すらでないことが多いだけ。
土地はたしかに安かったけれど それ以上に年収が低かった。
田舎だから 車は必需品。でも車の維持費だってかかる。
 
ステイタスで車を買っているわけじゃない。
でも 本当は年収から考えたら 車は贅沢品なのよね。。。
年間を通して自転車が使えるのなら そうしていた。
でも 無理な地域だった。
 
まぁ新車を(小さい車だけど)買ってしまったのは
そのときは深く考えていなかったのだけど 今となっては
後悔してる。わたしの年収なら もっと安い中古に
するべきだった。
 
彼には たぶん こういう生活があるってことが
わからないだろうなぁ。
たしかに 残業だって 彼のように毎日午前様 というほど
働いていたわけではなかったけれど。
 
今後も というか 今の政策では格差は広がる ということが
書かれていたけれど むなしさを感じながら読むわたしに対して
彼は 単なる興味を持って読んでいる。

わたしが なんだか場違いのような感覚になるのは
こういうときかもしれない。
彼との世界が違いすぎるような気がする。

わたしなんかでいいのかな って思ってしまう。
 

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