少し伝えてみた

2003年12月27日
今日で仕事収め。
朝 窓を開けると 積もった雪が見えた。
すぐにも消えてしまいそうだったけれど
自分の帰る季節が近づいているような気がした。
 
彼は お昼過ぎに帰ってくると まず睡眠(笑)。
起きたのは夜の9時。
それから近くのファミレスに出かけて 二人で夕食を食べた。

食事中の話題で 彼の出張の話になった。

「なんとかね 策を練って行かなくて済むようにはしてみたんだけど
 どうしても行かなくてはならないみたいだ。」
 
そう話しながら ちらちらとわたしの顔をみていた。
もちろん わたしは沈んだ顔をしていただろう。
でも 突然 すっきりした。

彼も海外に行くのはいやだということ。
そして その策を練る というのは きっと彼なりの
最大限の努力なのだろう ということ。
 
この生活を終わらすことは わたしだけが悲しいんじゃない。
 
部屋に戻ってからも その話とそして同時期にあるはずの転勤
の話をした。

気持ちを伝えたい と強く思った。

『転勤先についていったらいや?』
 
「別にかまわないけど…。」
 
・・ん?“けど”なに? 本当は迷惑なのかしら?
こうわたしが思っていると
 
「あそこは田舎で たぶん想像以上だよ?」という。
 
『そんなの わたしも田舎で生まれたし 転勤族だし平気よ。』
 
「スーパーに歩いて1時間とかかかっちゃうくらいの場所だよ?」
 
(・・・げっ。せめて車か自転車がないとつらいかも…でも 
 ふたつ星の精一杯のアピールしなくちゃ(笑))

『そんなの平気よ。ついていきたい。
 ついていくと言っても・・・遊びの旅行じゃなくて…よ?
 (一緒に住むってことなのよ?)』
 
「うん。いいよ。」
 
彼は笑顔だった。
 
わたしも 彼が心配していたことが 少しわかった(気がした)。
ものすごく不便な知らない場所にわたしはなじめないだろう と
彼は思っていたのではないかしら?
確かに ここはものすごく便利な場所だ。
でも 重要なのは 場所じゃない。
 
この会話をしたあとは 彼がひとりで実家に帰ることや
彼の両親にわたしのことを話すかどうか ということへの
わたしの気持ちは 言わなかった。
あえて 言わなかった。
 
彼にまかせてみよう と思った。
わたしなら こういう状態のときには やはり両親には 
相手のことを話すだろう。
・・・でも 彼は?
 
彼は ひょっとしたら 話さないで帰ってくるかもしれない。
そしたら そのときに わたしは彼とケンカをしよう。
『どうしてわたしのことを実家の両親に内緒にするの?』と。
 
彼は「内緒にしているつもりはない」とか言うかもしれない。
でも 結果がすべて という考え方の人だから そんなの
言い訳にすぎないと 自分でわかるはず。
それに わたしに促されて話す というのも どうかなぁ と
わたし自身が思っている。(だから余計に言えない)
 
うーん わたしも ケンカするのに予定をたててるし(笑)
へんな性格かもね。
でも 感情で話しても なんとなくうまく伝えられない気がする。
 
以前も そういうことがあったっけ。
 
彼があんまりにも好きだよとかの言葉を言ってくれないので
不満を言った。もちろん そのときは感情のまま。
こちらが感情で話したため 彼は無視した(泣)。
でも 次の日に反省して 自分なりに分析しながら質問をしてみた。
 
すると 納得はできなかったけれど ちゃんと答えてくれた。
そういうのが苦手だということ。むしろ好きじゃないこと。
そして感情的に話されるのも苦手だということ。

よくは覚えていないけれど そのときに 彼は
こういう風に聞かれるのなら答えやすい というようなことを 
言った。
それからのわたしは ない頭で 必死に考えるようになった(笑)。
 
さて お正月に彼は ちゃんと話ができるのだろうか?
半分以上は無理 と思っているけどね。
今日も 彼は 実家からの電話を無視した。
(他の女性からじゃないと思う…たぶん (笑))
 
『実家に電話をしたら? わたしはその間は 部屋を出てるから。』
こう言っても 彼はいまだに電話をかけない。
そんな状態で まともに会話なんてするのかしら?
こんなとこは まだ子供っぽいなぁ と思うのでした。

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