比較
2003年10月7日“今日は たぶん 帰れないから 先に寝てて。”
メールがきた。
研修前の 最後の仕上げに かかっているらしい。
“うん でも帰るときは メールしてね。
きっと寝てると思うけど(笑)
でも わたしには メールひとつが
とても うれしいものなのよ。”
“はーい”
そして 3時半。
ようやく 帰ります というメールが届いた。
すぐに 返信。「起きているよ」というアピール(笑)。
“お疲れさまー”
ほんの少し ビデオチャットした。
そこには 疲れ果てた 彼がいた。
『…もう 寝ましょ?』
「うん おやすみー」
30分もつないでいないけれど
顔を見られたので わたしは うれしい。
そして こんなとき そばにいたいな って思う。
ただ 寄り添うだけでもいい。
彼に触れるだけで 彼を癒すことができたらいいのにな・・・
ふと 彼と前の人とを 比較してしまった。
3時半まで 前の人が仕事をしたことなんて あっただろうか?
…もちろん “ない”
決して 無理はしない人だった(笑)。
でも わたしは 仕事を 前倒しでやりたいほう。
だから 『この仕事は どうなっているの?』
と 前の人に つい 確認する。
答は聞かなくても 本当はわかっている。
「これから」 なのだ。
時間・余裕がありながら なぜ さっさと終わらせないのか
わたしには 理解できない。
だから それで よくケンカになった。
たとえば 夏休みの宿題なら 8月31日にやれば それでいい。
でも 仕事は そうはいかない。
早く終わらせておけば 次に急遽入ってきた仕事にも対応できる。
そうすることで たくさん 売り上げるチャンスが増える。
もちろん こんなことは あたりまえだと 思うのだけど。
前の人は ペースがゆっくりすぎて わたしとは 合わない。
たしかに 前の人は 浮気もしなかった。
料理もよくしてくれた。(わりあい上手でした)
でも・・・「かせいで」くれなかった のだ。
しかも 本人は 食べられる程度に稼げばいい と思っている。
でも 現実は 食べられる程度 じゃぁない。
だから 文句も言いたくなる。
…貧乏は ガマンできる。
でも 一生懸命やっていない貧乏は ガマンならない。
3時半まで仕事して 次の朝 「6時半に起こして」
なんてこと 前の人は なかった。
もし 似たようなことがあったとしたら・・・
“朝の4時まで飲んじゃって 次の日 起こされても起きれなくて
昼前の11時くらいに出社した。”
・・・会社を なめてる?
…というか、…そうね わたしがいけない。
『今カレと 比べちゃいけない 前のヒト』
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